PSG加入のイ・ガンインもリスト入り! アジア競技大会3連覇を目指すU-24韓国代表メンバー22名が発表

2023年7月14日(金)19時7分 サッカーキング

招集メンバーのリストに入ったPSGのイ・ガンイン

写真を拡大

 韓国サッカー協会(KFA)は14日、9月末から10月にかけて杭州で開催される「第19回アジア競技大会」に出場するU−24韓国代表メンバー22名を発表した。

 メンバーは欧州組が4人、その他はオーバーエイジ枠含め全員が国内組という顔ぶれとなったが、最注目は今夏にパリ・サンジェルマンに加入したイ・ガンインの選出だろう。

 昨年の「FIFAワールドカップカタール2022」にも出場するなど、すでにA代表の主力として活躍しているイ・ガンイン。もっとも、現時点で招集は確定ではなく、PSGと協議を進めているという。

 ただ、『スポーツソウル』によると、同日に行われた記者会見でファン・ソンホン監督は「本人の出場意志がかなり強い。私もポジティブに考えている。協議が上手くいくと期待している」と、招集への自信を示していた。

 成人男性に兵役義務が設けられている韓国では、スポーツ選手の場合、五輪で金・銀・銅、アジア大会で金メダルを獲得すれば「体育要員」の資格を得て、兵役特例の恩恵を受けられる。とはいえ完全に兵役が免除されるわけではなく、新兵が受ける3週間の基礎軍事訓練に参加し、自身の特技分野を生かしたボランティア活動を544時間消化することで「兵役義務を遂行した」とみなされる。

 実際、以前にはソン・フンミン(トッテナム)やファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)、最近ではキム・ミンジェ(ナポリ)らが、韓国で訓練所に入所し3週間の基礎軍事訓練を受けた。いずれも2018年のアジア大会で金メダルを獲得したことで、兵役特例の対象となったわけだが、イ・ガンインにも今回そのチャンスが巡ってきたのだ。

 なお、イ・ガンインのほかには、チョン・ウヨン(シュトゥットガルト)やソン・ミンギュ(全北現代モータース)、OA枠のペク・スンホ(全北現代モータース)といったカタールW杯組や、ホン・ヒョンソク(KAAヘント)やオム・ウォンサン(蔚山現代)などA代表歴のある選手も名を連ねている。

 韓国はアジア大会において、自国開催の2014年仁川大会、前回の2018年ジャカルタ大会と2連覇中。今大会もイ・ガンインを中心に、3大会連続となる金メダル獲得に挑むはずだ。U−24韓国代表のメンバー22名は以下の通り。

▼GK
キム・ジョンフン(全北現代モータース)
ミン・ソンジュン(仁川ユナイテッド)
イ・グァンヨン(江原FC)

▼DF
パク・ギュヒョン(ディナモ・ドレスデン/ドイツ3部)
パク・ジンソプ(全北現代モータース)※オーバーエイジ
ソル・ヨンウ(蔚山現代)※オーバーエイジ
イ・サンミン(城南FC/2部)
イ・ジェイク(ソウルイーランドFC/2部)
イ・ハンボム(FCソウル)
チェ・ジュン(釜山アイパーク/2部)
ファン・ジェウォン(大邱FC)

▼MF
コ・ヨンジュン(浦項スティーラーズ)
ペク・スンホ(全北現代モータース)※オーバーエイジ
ソン・ミンギュ(全北現代モータース)
オム・ウォンサン(蔚山現代)
イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス)
チョン・ウヨン(シュトゥットガルト/ドイツ)
チョン・ホヨン(光州FC)
チョ・ヨンウク(金泉尚武/2部)
ホン・ヒョンソク(KAAヘント/ベルギー)

▼FW
パク・ジェヨン(FC安養/2部)
アン・ジェジュン(富川FC 1995/2部)

文=ピッチコミュニケーションズ

サッカーキング

「韓国」をもっと詳しく

「韓国」のニュース

「韓国」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ