マンU退団の元フランス代表DFヴァラン、セリエA昇格組コモ加入に近づく
2024年7月14日(日)14時55分 サッカーキング
現在31歳のヴァランは、2011年夏から2021年夏にかけて在籍したレアル・マドリードでチャンピオンズリーグを4回、ラ・リーガを3回制覇。フランス代表では93キャップを刻み、FIFAワールドカップロシア2018の優勝メンバーとなった。2021年夏に加入したマンチェスター・ユナイテッドでは3シーズンで公式戦通算95試合に出場したものの、今年6月30日で契約満了を迎えて『オールド・トラッフォード』から去った。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミ(MLS)など複数クラブがヴァランの獲得に名乗りを上げ、去就に注目が集まっていたなか、ヴァランは先日からイタリアに滞在してコモの関係者と接触。アシスタントコーチのセスク・ファブレガス氏らと話し合う中で、同選手がコモへの移籍を承諾したと『スカイ』は報じている。
ただ、契約の詳細については主に税金関連で課題がいくつか残されているとのこと。そのため、加入の公式発表とヴァランのチーム合流にはもう少し時間を要することになりそうだ。
元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が少数株主を務めるコモは、イタリアでも屈指の資金力を誇っており、スタジアムや練習施設の改装などハード面での進化に着手。元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティをローマが完全移籍で加入し、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナの獲得にも近づくなど、補強も順調に進めている。