無罪判決を受けたメンディに蘭代表デパイが反応「誰が責任を…」

2023年7月16日(日)10時30分 FOOTBALL TRIBE

バンジャマン・メンディ 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリードに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイが、今月14日に元マンチェスター・シティ所属で元フランス代表DFバンジャマン・メンディに言い渡された無罪判決を受けて、社会に訴えかけるようなメッセージを自身のSNSに投稿した。


 メンディは、2021年8月に強姦と性的暴行容疑を含む合計9件で起訴され、直後の26日から当時の所属元シティで出場停止処分が下され、契約も2023年6月末で終了していた。フランス代表としては、優勝した2018年ロシアW杯を含む国際Aマッチに10試合出場し、最後のプレーは2019年11月となっている。


 投稿でデパイは、アスリートの苦悩について、メンディとコミュニケーションを取っていたことについて、またその上で今社会ができることについて言及している。



 「バンジャマン・メンディ。全ての訴訟が却下された。では、今私たちは何をするべきでしょうか?この兄弟(メンディ)を癒やすために誰が手を差し伸べるのでしょうか?彼の名誉回復のために誰が責任を負うべきなのでしょうか?彼のキャリアをどのように立て直すべきなのでしょうか?プロのサッカー選手になるために長年の努力を積み重ねてきたのに…今後はどうなるのでしょうか!?」


 「全ての詳細がわからなかったのでこの話題に触れてこなかったが、彼とは一度刑務所でビデオ通話で話し、ピッチ上で何度か対峙した…彼の中に悪意をは感じなかったよ」


 「アスリートとして、このようなことが起こることを受け入れることはできない。既に損害が生じてからでなく、困っている今に立ち上がってくれる人は誰でしょうか?皆さん、目をそらさないでください」

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