マルシャルで史上10人目…マンU史上最速でプレミア50ゴールを達成したのは誰?

2020年7月16日(木)19時0分 サッカーキング

マンUでプレミア50ゴールを成し遂げた選手たち [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uは16日、プレミアリーグ第36節でクリスタル・パレスとのアウェイゲームを戦う。チャンピオンズリーグ出場圏内の4位レスターとは勝ち点「59」で並んでいるものの、得失点差で5位。欧州最高峰の舞台へ返り咲くためには、残りの試合すべてで勝利が求められる。

 そんなマンチェスター・Uにおいて、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと共に攻撃をけん引するのがフランス代表FWアントニー・マルシャルだ。13日に行われた前節サウサンプトン戦では、プレミアリーグ通算50ゴールを達成。マンチェスター・Uの選手として、史上10人目の快挙を成し遂げた。

 ではマンチェスター・U史上、最も速くプレミア50ゴールを達成したのは誰なのだろうか。イギリスメディア『planet football』がランキング形式で紹介している。

※以下、情報はすべて7月16日時点のもの

▼10位 229試合  
ライアン・ギグス(元ウェールズ代表MF)
在籍期間:〜2014年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:632試合出場109ゴール

 プレミアリーグ通算50ゴールを達成した選手の中で、最も多くの試合を必要としたのはギグスだった。ただプレミア初年度の1992−93シーズンから21シーズン連続で得点を記録。通算109ゴールは、クラブ史上2番目の数字である。また通算162アシストは、プレミア歴代最多記録として今も破られていない。

▼9位 214試合  
デイヴィッド・ベッカム(元イングランド代表MF)
在籍期間:〜2003年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:265試合出場62ゴール

 マンチェスター・Uの下部組織で育ったベッカム。1995−96シーズンの開幕戦でプレミア初ゴールを奪い、2003年にレアル・マドリードへ移籍するまで62得点を積み上げた。“黄金の右足”から放たれるフリーキックは彼の代名詞であり、『planet football』も「ベッカムの最初の50ゴールのうち、およそ53ゴールはフリーキックからだった」とジョークを飛ばしている。

▼8位 211試合  
ポール・スコールズ(元イングランド代表MF)
在籍期間:〜2011年7月、2012年1月〜2013年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:499試合出場107ゴール

 マンチェスター・Uでは、セントラルMFとして唯一、プレミア50ゴールを達成したスコールズ。同クラブで100ゴールの大台に到達したのも、ウェイン・ルーニー(183)、ギグス(109)、スコールズ(107)の3人しかいない。2011年に引退を発表したものの、2012年1月に撤回して37歳で現役復帰。アラフォーながらさらに5ゴールを積み上げて、2012−13シーズンを最後に2度目の引退を決断した。

▼7位 147試合  
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表FW)
在籍期間:2003年8月〜2009年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:196試合出場84ゴール

 2003年に“赤い悪魔”の一員となったC・ロナウド。入団4年目の2006−07シーズンに17ゴールを挙げて自身初の2ケタ得点を達成すると、その翌シーズンに50ゴールの大台に到達した。レアル・マドリードではクラブ史上最速となる51試合でリーグ戦50ゴールを記録。ユヴェントスではここまで60試合で49得点を奪っており、50ゴール到達にリーチをかけている。

▼6位 142試合  
アントニー・マルシャル(フランス代表FW)
在籍期間:2015年9月〜
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:142試合出場50ゴール

“C・ロナウド超え”を果たして6位にランクインしたのがマルシャルだ。2015年夏に加入すると、1年目から11ゴールをマーク。その後は得点を奪えない時期が続いたが、ここ2シーズンは連続して2ケタ得点を達成し、出場142試合目にして50ゴールに到達した。6月24日のシェフィールド・U戦では、マンチェスター・Uの選手として7年ぶりとなるプレミアでのハットトリックを決めている。

▼5位 122試合  
ウェイン・ルーニー(元イングランド代表FW)
在籍期間:2004年8月〜2017年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:393試合出場183ゴール

 5位にランクインしたのは、プレミアリーグ(183ゴール)と公式戦(253ゴール)の双方でクラブ歴代最多得点記録を持つルーニーだ。2004年に18歳でマンチェスター・Uに加入すると、11シーズン連続で2ケタ得点を達成。長らく“ユナイテッドのエース”として君臨した。2011年2月のマンチェスター・C戦で決めたオーバーヘッドシュートは、プレミア創設20年間でのベストゴールにも選ばれている。

▼4位 120試合  
アンディ・コール(元イングランド代表FW)
在籍期間:1995年1月〜2002年1月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:195試合出場93ゴール

 プレミア歴代3位となる187ゴールを奪ったA・コールが、ルーニーをかわして3位に。1994−95シーズンの冬の移籍市場でマンチェスター・Uに加入すると、後半戦だけで12ゴールをマーク。1998年のドワイト・ヨーク加入以降は“ホットセット”と呼ばれた名コンビを結成し、クラブ初の3冠達成に大きく貢献した。

▼3位 110試合  
オーレ・グンナー・スールシャール(元ノルウェー代表FW)
在籍期間:1996年7月〜2007年8月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:235試合出場91ゴール

 3位に入ったのは、現在マンチェスター・Uの指揮を執るスールシャールだ。“スーパーサブ”のイメージが強いものの、ユナイテッド入団1年目の1996−97シーズンにはチーム最多の18ゴールを挙げてリーグ制覇に貢献。ルーニーやA・コールといった名ストライカーを上回るペースで50ゴールを達成し、“童顔の殺し屋”として恐れられた。

▼2位 101試合  
エリック・カントナ(元フランス代表FW)
在籍期間:1992年11月〜1997年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:143試合出場64ゴール

 カントナはプレミアリーグ初年度の1992−93シーズン途中にマンチェスター・U入り。1995年には観客へのカンフーキックで9カ月の出場停止処分を受けたものの、ピッチに立てば2試合に1ゴールのペースで得点を奪い、在籍4年目の1995−96シーズンに50ゴールを達成した。「キング」の愛称でファンに親しまれ、記録だけでなく記憶にも残る選手だった。

▼1位 68試合  
ルート・ファン・ニステルローイ(元オランダ代表FW)
在籍期間:2001年7月〜2006年7月
マンチェスター・Uでのプレミアリーグ成績:150試合出場95ゴール

 ユナイテッド史上最速で50ゴールを挙げたのはファン・ニステルローイ。唯一、出場数2ケタで大台に到達した選手である。加入1年目の2001−02シーズンに23ゴールを記録すると、翌シーズンも25ゴールを挙げてリーグ得点王に輝き、2003年8月に通算50ゴールを達成した。2006年にレアル・マドリードへ移籍するまで、通算150試合出場95ゴールを記録。1.6試合につき1ゴールという驚異的なペースでネットを揺らした。

(記事/Footmedia)

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