初戦ポールのクアルタラロ「自信を持ってバイクに乗れている」/MotoGP第2戦スペインGP予選会見

2020年7月19日(日)10時28分 AUTOSPORT web

 MotoGP第2戦スペインGPの予選終了後に会見が行われ、MotoGPクラスはフロントロウを獲得したファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が登場。予選を振り返り、また、今大会は原則としてメディアによる現地での取材不可となっているため、オンラインでのやりとりで各記者たちの質問に答えた。


■ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)/予選ポールポジション


「まず、金曜日のフリー走行1回目は20分間走行できなかったから、簡単じゃなかった(※クアルタラロは、トレーニングで使用したバイクが違反にあたるとしてフリー走行1回目の20分間走行できないペナルティを受けた)」


「けれど、フリー走行2回目で大きな変更をして、ペースが改善したんだ。金曜日はアタックをしなかったけど、今朝はアタックをしてみて、感触はよかった。午前からコースコンディションはずいぶん変わって、グリップは期待していなかったけど、自信を持ってバイクに乗れているし、グリップもあった。バイクにすばらしい感触がある」


「(決勝レースに向けた)戦略はまだ考えているところ。フリー走行4回目にピットで少し変更を加えたら、ちょっとした改善点が見つかったんだ。明日のウオームアップセッションでそれを確認する必要があるね。長い間MotoGPバイクに乗れず、2020年型マシンは(2月上旬の)セパンテストと(2月下旬の)カタールテストでテストしただけ。けれど、いい方向に進んでいると思うんだ。できるだけベストなセットアップを見つけないとね」


■マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/予選2番手


「正直なところ、ラップタイムはとても速かった。この暑さのなかでこの速さは予想していなかったよ。路面はとてもいいと思う。特に、タイヤはすばらしく機能している。明日に向けては、スタートから攻めて、タイヤにとって最善な方法を理解しようと思う」


「けれどとにかく、明日は暑いだろうから、タフなレースになるだろうね。何カ月もレースができない状況を経て、こうしてここに座っているのは気持ちがいい。それに、自信も感じているよ。(決勝レースでは)1コーナーで1番手か2番手につけて、リズムをつくることが重要になる」


■マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)/予選3番手


「こうしてレースウイークに戻ってこられてうれしい。このふたり(クアルタラロとビニャーレス)はプレシーズン、昨日、そして今日も速かった。だから、フロントロウを獲得することが目標だった」


「フリー走行4回目では、レースペースや自分のラインに集中した。明日は暑くてタフなレースになるだろうから、タイヤマネージメントが必要だろうね。Moto2クラスのレース後はいつも路面状況が変わるから、それも考えておこう」


「一番重要なのは、周回数の多くでペースを維持すること。明日はそれが重要になる。ヤマハライダーは、ふたりともいいペースがある。自分たちのレベル、彼らのレベルを考え、最善を尽くすよ」


「新しいシャシーは使っていない。昨日(金曜日)は試して比較したけど、まだはっきりしない。だから、今日は今のバイク、今のシャシーでセットアップの改善に集中した。いくつか改善ができたよ」


「(フリー走行3回目でのスロー走行による、アタック中だったアレックス・リンスとのアクシデントについて)2コーナーでダブル・イエローフラッグが提示されていて、右側(のグラベル)にはたくさんのマーシャルがいた。だからスローダウンしたんだ。ダブル・イエローフラッグが提示されてるとき、スローダウンしなければならない、ファステストラップのアタックはできないということだ。だから、後ろを見なかったし、誰かが攻めているなんて思いもしなった」


「(オフシーズン中に手術した右肩の状態について)初日からすでに、通常のライディングスタイルで乗れていると感じている。けれど水曜日のテストのあと、木曜日はほんの少しだけ、悪くなった。けれど、昨日(金曜日)、今日はよくなったよ。体調は何の問題もない。いつものようなパフォーマンスができる」


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