原巨人 8月反攻へ 期待かかる秋広だけではない「もう一人のロマン砲」

2023年7月22日(土)11時19分 ココカラネクスト

スケールの大きい打撃で評価が高い岡田(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は7月22日からの後半戦開幕カード(横浜)を3位のDeNAと激突。3・5ゲーム差で追う3、4位対決からいざ勝負の後半戦へと臨む。

 前半戦は交流戦で調子をあげ、一時は貯金5まで作ったが、リーグ戦再開の広島戦で坂本勇人が負傷離脱したあたりから苦しい戦いが続いている。

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 前半戦最終となる7月17日のヤクルト戦(神宮)は壮絶な打ちあいの末に10−11と敗れ、5連敗、借金2とし、前半戦を終えていた。

 オールスターブレイク期間中にはベテラン選手に喝も入れた。ここまで77試合に出場し、打率・235、11本塁打、25打点と調子が上がらなかった丸佳浩を18日に登録抹消、再調整を命じた。丸は岡本和真中田翔、坂本らと並ぶ中心選手とあって、もっと背中で引っ張れるように復活を求めたのだ。

 丸を欠く中、後半戦の起爆剤の一人にと期待されているのは、プロ2年目の岡田悠希外野手にもある。

 今季1軍では4試合に出場し無安打だったが、イースタン・リーグでは61試合に出場して打率・286、6本塁打、24打点と結果を残していた。存在感を示したのは3月14日に熊本で行われたソフトバンクとのオープン戦、5回に右翼場外弾となる特大のアーチを放った。

 現在チームでは身長2メートル、新「55」番の秋広優人がクリーンアップの一角を務めるなど躍動している。1メートル83センチと恵まれた体躯からなる豪快な打撃が持ち味の岡田とのツインタワー砲が爆発すれば、チームに勢いがつくことは間違いない。

 現在4位のチームも前半戦は秋広を筆頭に好守備で知られるルーキーの門脇誠、先発の山崎伊織、中継ぎでは菊地大稀など今後も楽しみな若い力が続々、出てきている。

 ヤングジャイアンツの力で後半戦から再び巻返せるか、注目の対戦となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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