ペップ、移籍が噂されるウォーカーの去就に言及「バイエルンと本人が決めること」

　マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が25日、バイエルン戦の前日会見に出席し、移籍が噂されるイングランド代表DFカイル・ウォーカーの去就や古巣バイエルンについて語った。

　昨季、“トレブル”を達成したマンチェスター・Cは今夏に日本でのプレシーズンツアーを実施。23日には、『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2023』で横浜F・マリノスを5−3で撃破した。そんなマンチェスター・Cは26日、『Audi Football Summit powered by docomo』でブンデスリーガ11連覇を達成したバイエルンと東京の『国立競技場』で激突する。

　横浜FM戦から中3日でバイエルン戦に臨むこととなるグアルディオラ監督は「ベストなメンバーで挑む」と明言。また自身にとって古巣との対戦になることについては「いつでも特別だ。クラブを離れてからもからもこういった機会で昔の友人に会えることは、非常に嬉しく思う」と胸中を明かしつつ、「こういった機会はそうそうないので、プレシーズンにこのようなチャンスを得ることはとても大切だ。チャンピオンズリーグ（CL）になると話はまた別になるが、今回の親善試合はとても良いテストになるし、バイエルンのようなレベルのチーム、選手と対戦することはCLなどの真剣勝負の前に、自分たちの現在地を知ることができる」と親善試合ではあるものの、重要な試合であることを強調した。

　また、今回の対戦相手であるバイエルンへの移籍が噂されるウォーカーの去就についても言及し、「私たちにとって彼はとても重要だ。あれほどのSBを見つけることは、世界中どこを探しても至難の業だ。最終的にはバイエルンと本人が決めることなので、自分にはどうなるか分からない」とコメント。続けて、ウォーカーのバイエルン戦での出場機会の有無を尋ねられると、「プレーする準備ができている。もちろん今シーズンも全ての試合でプレーをして欲しいと思っているが、状況は分からない」と語った。

　注目の一戦バイエルンvsマンチェスター・Cは26日の19：30にキックオフ予定。試合の模様は『Lemino』にて生配信される。