「特別なファイターだ!」フルトン圧倒の井上尚弥を元6階級制覇パッキャオも絶賛!「素晴らしいスピード、さらにパンチの威力がある」

2023年7月26日(水)11時25分 ココカラネクスト

フルトンを圧倒して4階級制覇!井上の強さには世界が衝撃を受けている(C)Getty Images

 無敵のモンスターに“レジェンド”も賛辞を惜しまない。

 7月25日、ボクシング前世界バンタム級4団体統一の井上尚弥(大橋)は、東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者のスティーブン・フルトン(米国)と対戦し、8回1分14秒TKO勝ち。WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)に続く日本勢2人目の4階級制覇を果たした。

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 決着は8回、井上が右ストレートからの左フックでダウンを奪うと、なんとか立ち上がったフルトンに怒涛のラッシュを浴びせ、ここでレフェリーストップ。同じくキャリア無敗の強敵を技術、パワー、スピードとあらゆる面で圧倒した日本の30歳は、これで区切りの世界戦20連勝を飾り、プロ戦績も25戦全勝(22KO)に伸ばしている。

 ふたたび世界的な声価を高めた井上だが、今回、そんな彼に称賛のメッセージを送ったのが、元6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)だ。公式ツイッターを更新すると、「イノウエには、素晴らしいスピード、さらにパンチの威力がある」と記述。新階級での戦いぶりを高評価し、「彼は特別なファイターだ!」とコメントした。

 SNS上で反応を示したパッキャオは、フライ級からスーパーバンタム級、スーパーフェザー級、ライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の計6階級でタイトルを獲得しているフィリピンの英雄。井上とは、これまで同じアジア出身のスーパースターとしてさまざまな比較がなされてきたが、果たして今後、どこまで“先輩”の記録に迫れるだろうか…。

 なお、大一番を制した井上は試合後、会場に来ていたWBAスーパー&IBF世界スーパーバンタム級統一王者のマーロン・タパレス(フィリピン)に対し、「2本のベルトを懸けて戦いましょう」と呼びかけ。笑顔で握手を交わしており、今後は、年内4団体統一戦の動向にも注目が集まっていくことだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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