川崎Fが“神奈川ダービー”を制し6連勝! 湘南に先制を許すも鮮やかな逆転勝利

2020年7月26日(日)20時55分 サッカーキング

古巣を相手にゴールを決めた山根(画像右) [写真]=金田慎平

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 26日に明治安田生命J1第7節が行われ、川崎フロンターレと湘南ベルマーレが対戦した。

 リーグ戦再開後唯一の5連勝を飾り首位に立つ川崎Fと、前節鹿島アントラーズ戦で今シーズン初勝利を挙げた湘南。神奈川県にホームスタジアムを置く両チームの“神奈川ダービー”は、共に連勝を目指す一戦となった。

 前半からホームの川崎Fがボールを握る展開。Jリーグ初スタメンとなったMF旗手怜央、かつて湘南に所属し“古巣対戦”を迎えたDF山根視来、MF下田北斗らが次々とシュートを放つ。しかし、湘南はGK谷晃生を中心にゴールを守り得点を許さない。前半は0ー0で折り返す。

 迎えた後半、川崎Fが立ち上がりから積極的に湘南ゴールに襲いかかる。50分にはFW小林悠によるヘディングの落としを受けたMF守田英正がペナルティエリア中央からシュート。ボールは枠内へ飛ぶがゴールエリアへカバーに入った湘南のDFに防がれ、なかなか先制点を奪うことができない。

 すると57分、湘南が先制点を挙げる。後半開始から投入されたMF古林将太が右サイドの敵陣深くでボールを受けると、マイナス方向へクロス。これに反応したFWタリクがオーバーヘッドでゴール右隅へ決め、湘南が均衡を破った。

 先制を許した川崎Fだが、その4分後に同点に追いつく。カウンターからMF大島僚太のパスで抜け出し相手GKと1対1となったDF山根が、右足で冷静にフィニッシュ。ボールはゴール左に吸い込まれ、試合は振り出しに戻った。なお、古巣を相手にゴールを決めたDF山根は、前節ベガルタ仙台戦に続き2試合連続のゴールとなった。

 そして次にゴールネットを揺らしたのも川崎Fだった。78分、湘南のビルドアップのミスを見逃さなかったMF三笘薫がボールを奪うと、一気にドリブルでペナルティエリア中央へ。対峙した相手DFのタイミングを外して右足でシュートを放つと、鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さった。MF三笘のJリーグ初ゴールで川崎Fが逆転に成功する。

 さらに88分、ディフェンラインの裏に抜け出した途中出場のMF田中碧が、ペナルティエリア右へ進入。相手GKとの1対1を迎えたMF田中はニアサイドにシュートを放ち、ダメ押し点を記録した。

 結局試合はこのまま終了。勝利した川崎Fはこれでリーグ戦再開後6連勝を飾り、リーグ首位をキープしている。

【スコア】
川崎フロンターレ 3ー1 湘南ベルマーレ

【得点者】
57分 0ー1 タリク(湘南ベルマーレ)
61分 1ー1 山根視来(川崎フロンターレ)
78分 2ー1 三笘薫(川崎フロンターレ)
88分 3ー1 田中碧(川崎フロンターレ)

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