R・ジェームズが昨季の“過剰なスカッド”を認める「嫌がっていた選手もいただろう」

2023年7月26日(水)22時50分 サッカーキング

2022-23シーズンを振り返ったR・ジェームズ [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが、2022−23シーズンのチーム状況について言及した。26日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 2022−23シーズンのプレミアリーグでは、クラブ史上最低勝ち点および最低得失点差を記録するなど、12位でフィニッシュしたチェルシー。昨年5月のオーナー交代以降、新加入選手獲得に約6億ポンド(約1034億円)を投じたにもかかわらず不振に陥った同クラブだったが、一部メディアからは過度に膨れ上がったスカッドがチーム内の分裂を招いていると報じられていた。

 現在は、アメリカで開催中の『プレミアリーグ サマーシリーズ 2023』に参加しているチェルシーだが、同国での取材に応じたR・ジェームズは、「昨シーズンは恐らく僕が経験したなかで最も厳しいシーズンだった」と2022−23シーズンについて発言。続けて、「たくさんの変化があったからとても難しかったし、あまり試合に出れずクラブにいることを嫌がっていた選手もいただろう」と人員過多による出場機会の少なさに、一部のメンバーが不満を持っていたことを認めている。

 一方で、「今、我々は新たなページに入っており、今シーズンを楽しみにしている」と苦しんだシーズンから気持ちを一新していると主張。「新しいスタッフと監督が来てからエネルギーが変わり、とても良い雰囲気になった。最近のパフォーマンスを見ればそれがわかると思う」と新たにチームを率いることとなったマウリシオ・ポチェッティーノ監督らの存在が、好影響を与えていると明かした。

 今夏の移籍市場ではイングランド代表MFメイソン・マウント、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツなど多くの選手を放出し、大幅なメンバーの入れ替えを敢行しているチェルシーだが、生まれ変わったチームは屈辱の2022−23シーズンから立ち直ることができるのだろうか。

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