プレマ・セオドール・レーシング ADAC F4第5戦ホッケンハイム レースレポート

2018年7月27日(金)16時44分 AUTOSPORT web

プレマ・セオドール、レース2でダブルポディウムを獲得!


2018年7月23日
ドイツ/ホッケンハイム


 フランクフルト近郊に位置する歴史のあるサーキット、ホッケンハイム。今回のレースはF1 ドイツGPのサポートレースとしてADAC F4がカレンダーされ、大観衆が見守るなか、プレマ・セオドール・レーシングはレース2でふたつのポディウムをもぎ取ることに成功しました。


 ウエットの難しいコンデションとなった予選。その後に行われたレース1はさらにタフな戦いとなりました。
 
 ブラジル出身のFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー #74 エンツォ・フィッティパルディはチーム最高位の4位でレースをフィニッシュ。またレース2ではしっかりと3位でポディウムを射止め、着実にポイントを重ねました。
 
 またMSA(モータースポーツ・アソシエイション)アカデミードライバーの#64 オリ・カルドウェルはレース1はリタイアとなったものの、レース2では4列目のスタートから2位までポジションアップ。驚くべき猛追を見せ、大いに存在感を発揮しました。


 #5 ジャンルーカ・ペデコフはレース1/2ともに安定したレースペースのなか、それぞれ6位と7位を獲得。またブリティッシュF4にも参戦する#33 ジャック・ドゥーハンはレース2ではルーキーながら4位という価値のあるポジションでチェッカー受け、その存在感をアピールしました。

#5 ジャンルーカ・ペデコフ(プレマ・セオドール・レーシング)


#5 ジャンルーカ・ペデコフのコメント


「難しいレースウィークでした。予選は荒れた天候となり、またマシンのポテンシャルも出せるような状況ではありませんでした。レース1では後列スタートから追い上げなんとか6位までリカバリー」


「レース2はレース1とは打って変わって、混沌としたレースとなりました。そのなかで10番手から7番手まで追い上げられたことは良かったと思います。今回のレースウィークは僕にとっては非常に良いものとなりました。次回もこの調子でベストを尽くします」


#33 ジャック・ドゥーハンのコメント


「練習走行は計画通り進めることができませんでした。ブリティッシュF4のマシンから、このマシンに乗り換えましたが、上手く合わせることができませんでした」


「予選1はドライタイヤでセッションに向かいましたが、途中ウエットコンディションになってしまいました。その後レッドフラッグ。結局、最後までしっかりとアタックすることができず終了してしまいました。一方、予選2は良かったです。ドライタイヤでアタックラップに入り、5番グリッドを獲得できました」


「レース1は12番手まで追い上げましたが、それ以上ペースを上げることができず、あまり満足してません。レース2ではスタートも上手く決まり、一時は3位のポジションについていましたが、チームメイトに抜かれてしまいました。オーバーテイク時に接触されましたが、マシンを安定させてなんとか4位を維持することできました」


#64 オリ・カルドウェルのコメント


「予選は良かったと思います。ウエットコンディションでのスタートでしたが、5番グリッドを獲得できました。予選2もベストを尽くせたとは言い難いですが、8番グリッドからのスタートとなりました」


「レース1は不運でした。いいスタートを決め、4位にポジションアップしようとしたときに接触してしまいました。ですがレース2は非常に良かったと思います。マシンも良く、レースペースも良かったので最後には2位表彰台となりました。とても嬉しいです。次回イモラ、ニュルブルクリンクでのレースに向けて勝てるよう集中していきます」

#74 エンツォ・フィッティパルディ(プレマ・セオドール・レーシング)


#74 エンツォ・フィッティパルディのコメント


「練習走行は良かったけれど、予選はベストを尽くせなかったね。8番グリッド、6番グリッドは自分が望んだポジションではないよ。でもレースではそれをリカバーできたからよかった」


「レース1では8番手から4番手までポジションアップできたし、マシンも本当によかったんだ。先頭で戦えるポテンシャルがあっただけに少し残念だけどね。レース2は本当にうまくスタートを決められて自分でも驚いたよ。2位から5位でまでがひと塊りになってバトルしていたけれど、最後はなんとか3位を勝ち取れて本当に嬉しいです」


「2位を走っていたチームメイトの#64 オリ・カルドウェルに接近できたが、近づき過ぎてダウンフォースを失いアンダーステアになってしまった。抜こうとはしたけれど、彼も後ろをよく見ていてブロックされた。そこからはオーバーテイクのチャンスはなかったよ。次のレースではベストを尽くせるよう頑張ります」


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