「現時点ではルノーF1の方がフェラーリよりも速い」とリカルド

2020年7月27日(月)8時50分 AUTOSPORT web

 ルノーF1は2020年開幕からの3戦で連続して8位入賞を果たすにとどまっているが、それでもダニエル・リカルドは、2020年型マシンR.S.20は現在のところフェラーリのマシンよりも速いと感じている。


 エステバン・オコンはオーストリアGPでルノーに今シーズン初ポイントをもたらし、リカルドはその後の2戦で8位入賞を果たした。


 レッドブルリンクで行われた第2戦シュタイアーマルクGP予選でオコンとリカルドはフェラーリよりも速いタイムを出したが、ハンガリーGPではふたりともQ2を突破することができなかった。一方でフェラーリのセバスチャン・ベッテルは5番手、シャルル・ルクレールは6番手を獲得し、決勝でもベッテルがルノーより上位の6位でフィニッシュした。しかしリカルドは自身のマシンはフェラーリSF1000よりも優れていると感じている。

2020年F1第3戦ハンガリーGP土曜 セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

「僕たちは(ここまで3戦)すべてのレースで8位を獲得した」とリカルドは語った。
「8位が悪くないことは明らかだ。でも僕としては、この3戦すべてで、僕たちのマシンには8位より上の速さがあったと感じている。少なくともこの2戦ではね」


「僕たちは5位、6位でフィニッシュしたマシンと、それほど離れてはいない。今の時点では、フェラーリよりも少し速さがあると思う。少なくともそういう感じがする。レースペースは悪くないからね。だからいずれ成果が出るよ」


「ポイントを獲得できたのはいいことだ。近いうちにもっといい結果をつかめるだろう」


「(ハンガリーでは)マクラーレンよりも僕たちの方が多少ペースがよかったように思う。彼らのレースがどうなったのかよく知らないけれど、僕たちはレーシングポイントにかなり迫っていたから、それほどまずい結果ではない」


 イギリスGPを心待ちにするリカルドは、ノーサンプトンシャーに位置するシルバーストンでは、ルノーの最新アップデートをテストする良い機会を得られると語った。


「アップデートが導入されるのはいいことだし、いつだって役に立つ。シルバーストンは、低速の部分もあるが、基本的には中速から高速コーナーが続いているコースだ」とリカルドは語った。


「マシンにひどく負荷がかかるサーキットなんだ。こうしたコーナーではドラッグが発生するので、誰もがフロントエンドプレートなどの領域を重視する。マシンのダウンフォースを維持し、高速走行時に役割を果たさせるためだ」


「シルバーストンではこうしたアップデートが役立つかどうかが試されることになる」


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