2019-20プレミアリーグが終了…全20クラブの今季を象徴するスタッツを紹介

2020年7月28日(火)12時5分 サッカーキング

今季を象徴するスタッツを紹介 [写真]=Getty Images

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 2019−20シーズンのプレミアリーグが閉幕した。リヴァプールのプレミア初優勝を筆頭に、今シーズンも様々な記録が生まれた。アメリカメディア『Eurosports』は『StatsPerform』のデータを参照し、今シーズンを象徴するスタッツをクラブ別に紹介している。

1位 リヴァプール
リヴァプールは今季、念願のプレミアリーグ制覇を達成。7試合を残しての優勝は、イングランドのトップリーグ史上最速記録となった。これまでの記録は2017−18シーズンのマンチェスター・C、1907−08と2000−01シーズンのマンチェスター・U、1984−85シーズンのエヴァートンによる残り5試合での優勝決定だった。

2位 マンチェスター・C
プレミア3連覇は逃したものの、リーグ最多の102得点をマーク。イングランドのトップリーグで総得点が3桁に到達するのは、歴代最多の5度目となる。うち2度はジョゼップ・グアルディオラ体制(2017−18、2019−20)で達成。今季も圧倒的な攻撃力は健在だった。

3位 マンチェスター・U
今季は38試合で14回のPKを獲得し、プレミア新記録を樹立した。なお14回のPKのうち4回で失敗。“失敗数”でマンチェスター・Uを上回るのは、マンチェスター・C(PK11回中5回失敗)だけだった。

4位 チェルシー
フランク・ランパード体制1年目のチェルシーは4位でフィニッシュ。イングランド人指揮官としては、1994−95シーズンにノッティンガム・フォレストを3位に導いたフランク・クラーク以降、最高のプレミアデビューシーズンとなった。

5位 レスター
第6節以降、長らくトップ4の座を守ってきたレスターだが、5位でシーズンを終え、チャンピオンズリーグ出場権を逃した。それでも昨年10月に行われた第10節サウサンプトンでは9−0と圧勝。イングランドのトップリーグにおける、アウェイでの最大得点差勝利を記録した。

6位 トッテナム
第26節のアストン・ヴィラ戦で、韓国代表FWソン・フンミンがプレミアリーグ通算50ゴールを達成。アジア人選手として、史上初の快挙を成し遂げた。

7位 ウルヴァーハンプトン
今季は38試合で51ゴールをマーク。しかしイングランド出身のスコアラーは“ゼロ”だった。プレミアリーグ創設以降では、フルアム(2001−02、2005−06)、アーセナル(2006−07)、ストーク(2015−16)に次いで4チーム目のことになる。

8位 アーセナル
“ガナーズ”は今季8位でフィニッシュ。22クラブ中12位フィニッシュとなった1994−95シーズン以降でのクラブワースト記録となった。7位以下でシーズンを終えるのも、1994−95シーズン以来25年ぶりの出来事だ。

9位 シェフィールド・U
昇格1年目でトップ10入りを成し遂げた。快進撃を支えたのは堅い守備で、総失点「39」はリヴァプール(33)、マンチェスター・C(35)、マンチェスター・U(36)に次ぐ4番目。“昇格組”としてはプレミア史上最少失点だった。

10位 バーンリー
4シーズン連続の残留を決めたバーンリー。順位こそ2017−18シーズンの7位を上回ることはできなかったが、勝利数は同シーズンを上回る15勝を記録。プレミアでのクラブレコードを達成した。

11位 サウサンプトン
レスターのジェイミー・ヴァーディ(23得点)にわずか1点及ばなかったが、FWダニー・イングスは今季22ゴールをマーク。プレミアでシーズン20ゴール以上を記録したのは、マット・ル・ティシエ(1993−94/25得点)、ジェームズ・ビーティー(2002−03/23得点)に次いで、クラブ史上3人目のことになる。

12位 エヴァートン
アーセナル同様、エヴァートンも低調なシーズンを過ごした。12位フィニッシュは、17位だった2003−04シーズン以降でのクラブワースト記録である。

13位 ニューカッスル
今季の平均ボール支配率は37.8%。これは2003−04シーズンのデータ集計開始以降でのクラブワースト記録だったそうだ。

14位 クリスタル・パレス
今季の総得点「31」は、最下位ノリッジ(26)に次ぐリーグワースト2位。さらに、1試合3ゴール以上を記録した試合が1つもなかった。プレミアでは通算8チーム目の珍記録となったが、2部に降格しなかったのはクリスタル・パレスが初めてのことだった。

15位 ブライトン
3シーズン連続のプレミア残留を決めたブライトン。フランス人FWニール・モペイは、複数得点を記録した試合が1つもなかった選手の中で最多の10ゴールを挙げた。

16位 ウェストハム
イングランド人FWマイケル・アントニオは、今月11日の第35節ノリッジ戦で4ゴールをマーク。トップリーグで1試合4得点は、1981年9月のトッテナム戦でデイヴィッド・クロスが達成して以降、ウェストハムでは29年ぶりの出来事だった。

17位 アストン・ヴィラ
24歳の若きキャプテン、ジャック・グリーリッシュは今季だけで167回ものファールを受けたという。これは1998−99シーズン以降のプレミアで史上最多。最終節で残留を手繰り寄せるゴールを決めたのは、体を張ってプレーし続けたことへのご褒美だったか。

18位 ボーンマス
5年前にプレミア初参戦を果たしたチームにとって、2部降格はこれが初めてのこと。その要因のひとつに失点数の多さが挙げられるだろう。5シーズン連続で60失点以上を喫するのは、プレミア史上初めてのことだった。

19位 ワトフォード
来季、2014−15シーズン以来6年ぶりに2部で戦うことが決まったワトフォード。それでも今季は、一つの快挙を成し遂げた。今年2月の第28節リヴァプール戦で3−0と快勝。1985年にレスターがマンチェスター・Uを3−0で下して以降、トップリーグで降格チームが首位チームを相手に挙げた最大の勝利だった。

20位 ノリッジ
昨季の2部王者は、プレミアで最下位に終わった。通算5度目の降格はプレミア史上最多。不名誉な記録と共にシーズンを終えるが、来季の挽回に期待したい。

(記事/Footmedia)

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