ディクソンが逆転勝利/【順位結果】インディカー・シリーズ第13戦ミド・オハイオ決勝レース

2019年7月29日(月)7時31分 AUTOSPORT web

 インディカー・シリーズ第13戦ミド・オハイオの決勝レースが28日に行われ、8番手からスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が今シーズン2勝目を挙げた。


 17番手スタートの佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、オープニングラップでアクシデントに巻き込まれると、イエローが入らないノーコーションのレースでは挽回できず19位で終えた。


 レース戦略が見事にはまり、トップに浮上したディクソン。ほかのドライバーたちがブラックタイヤをセレクトするなか、ディクソンはラストスティントでユーズドレッドタイヤをチョイス。


 しかし、最後はタイヤが厳しくなり、2番手のフェリックス・ローゼンクヴィストが残り2周で接近。チームメイト同士の攻防が繰り広げられるも、ディクソンが巧みなポジション取りでトップを死守し、今シーズン2勝目を挙げた。


 初優勝は逃したが、ローゼンクヴィストは2位に入り、インディカー初の表彰台をゲット。3位にはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が入った。


 ランキングトップのジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は、ファイナルラップで3番手のライアン・ハンター-レイにオーバーテイクを仕掛けるも接触。


 コースアウトを喫したマシンはストップ。14位でレースを終えることとなった。


 アレクサンダー・ロッシは5位に入り16ポイント差、パジェノーも6位で47ポイント差に詰めた。勝利したディクソンは62ポイント差とチャンピオン争いに望みを繋げている。


■2019NTTインディカー・シリーズ第13戦ミド・オハイオ/決勝レース結果




























































































































































































































Pos.No.DriverTeamEngLapsSP
19S.ディクソンチップ・ガナッシH908
210F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH906
328R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH9010
412W.パワーチーム・ペンスキーC901
527A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH902
622S.パジェノーチーム・ペンスキーC904
721S.ピゴットエド・カーペンター・レーシングC9013
888C.ハータハーディング・スタインブレナーH907
915G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH9015
1060J.ハーベイマイヤー・シャンク・レーシングH909
1118S.ブルデーデイル・コイン・レーシングH905
1219S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH9014
1320E.ジョーンズエド・カーペンター・レーシングC9018
142J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC893
1598M.アンドレッティアンドレッティ・ハータ・オートスポートH8919
1659M.チルトンカーリンC8916
1731RC.エネルソンカーリンC8922
184M.レイストA.J.フォイト・レーシングC8921
1930佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH8917
2014T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC8923
2126Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH8920
225J.ヒンチクリフアロウ・シュミット・ピーターソンH8711
237M.エリクソンアロウ・シュミット・ピーターソンH212


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