ヒュルケンベルグ、トップチームへの移籍が難しいことを認め、ルノーF1での成功を信じる

2018年7月31日(火)8時30分 AUTOSPORT web

 現在ルノーF1に在籍するニコ・ヒュルケンベルグは、自身がトップ3チームに加入するチャンスは少ないと考えている。しかし、それは彼がF1での成功を諦めたという意味ではない。


 現在30歳のヒュルケンベルグは、2010年にウイリアムズからF1でのキャリアをスタートさせた。8年間で146戦に参戦しているものの、いまだ優勝はおろか表彰台も経験していない。


 彼はいまも成功を信じているが、メルセデスやフェラーリ、レッドブルでの可能性は少ないと見ている。


「現実的に見れば、(成功が)僕と、トップ3の大規模チームとの間で起きるということには懐疑的だ」


「キャリアのなかには多くのチャンスがあるけれど、彼らが僕に対して多大な興味を抱いているとは思えない。それが事実なんだと思う」


 2017年にフォース・インディアからルノーへと移籍したヒュルケンベルグは、ルノーがトップ集団の仲間入りを果たし、打ち負かすことなど不可能だと考えられている3強を4強にするという強い信念を持っている。


「それをルノーとともに成し遂げたいと強く思っているし、そこまで進化させたい。僕らは進歩しようと努力をしているところだけれど、まだ時間がかかる」


「自分たちのなかから最高の力を引き出すことができ、中団グループを打ち負かすことができれば、いっときは良いだろう。けれども、時間をかけてもっと競争力を身につけたいし、トップ集団に近づきたいんだ」


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