ウーデゴーア、キャプテン就任に「嬉しいし、誇りに思う」…チーム状態への自信も語る

　アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが、チームの状態や自信のキャプテン就任について言及した。30日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　プレシーズンで好調を維持しているアーセナル。現地時間30日に行われた「エミレーツ・カップ」では、新加入のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスのハットトリックを含む大量6得点を挙げ、昨シーズンのラ・リーガで4位の好成績を残したセビージャに6−0で圧勝。先発出場したウーデゴーアは華麗なテクニックと高精度のパスで幾度となくチームに決定機をもたらした。

　試合について振り返ったウーデゴーアは、「素晴らしい出来だった。僕たちは最初からスイッチが入っていたと思う。リーグ戦が始まる前に良い感触を得たいと思っていたけど、うまくできたね。大勢のファンの前でプレーできたし、良い日だったよ」とコメント。続けて、好調を維持しているチームの状況について次のように語った。

「明らかに自信がついてきていると思うよ。良い試合が続いているし、最近は強いチームを2つ倒しているので、良い感触を得られている。でも、物事がそう簡単に進まないということを僕たちは知っている。ハードワークを続け、常に気を抜かないようにしなくてはならない。日々努力し続けることが大切だね」

　先日、クラブからキャプテン就任が発表されたウーデゴーア。23歳ながら2022−23シーズンからは主将の重責を背負うこととなった。同選手は、キャプテンに就任した時の自信の反応について次のように語っている。

「もちろん嬉しかったし、誇りに思ったよ。みんなからの信頼、そしてキャプテンになることを望まれていることに感謝しているよ。僕にとっては大きな成果だし、今のアーセナルのような素晴らしいチームの一員になれてとても嬉しいよ。これからも楽しんでいきたいね」

　いよいよプレミアリーグ開幕戦まで1週間を切ったアーセナル。ウーデゴーアは開幕戦（vsクリスタル・パレス）に向けては「ようやくだね。ずっとこの時を待っていたよ。良いスタートを切りたいね」と意気込みを語った。

　2022−23シーズン、昨シーズンからさらなる進化を遂げたアーセナルの躍進と、新主将ウーデゴーアの活躍に期待がかかる。