ヒップホップスターがトッテナム買収に関心か「彼は達成可能だと信じている」
2023年7月31日（月）0時29分 サッカーキング
世界的なヒップホップ歌手でるジェイ・Z氏 [写真]=Getty Images
現在、元オーナーであるジョー・ルイス氏が「インサイダー取引を画策した」としてニューヨーク検察により起訴され、クラブ上層部の立場が危ぶまれているトッテナム。ルイス氏は、同クラブの株式を所有する『ENIC』の株主として知られ、昨年10月にトッテナムの実質的な所有権を放棄していたものの、かつてのオーナーの疑惑にイギリス中から注目が集まっている。
そんななか、トッテナムの新たなオーナー候補として名前が挙がっているのが、世界的なヒップホップ歌手であるジェイ・Z氏。音楽業界で成功を収めた同氏の資産は推定25億ドル（約3500億円）とも伝えられており、7月初めにセリエAと「戦略的パートナーシップ」を締結した『RocNation Sports』の創設者としても知られている。
『デイリー・メール』によるとジェイ・Z氏の関係者が、「ルイス氏が自由の身となるかわからない。もしそうでなければ、ジェイは適正な価格だと感じたらすぐに動ける状態しておくと述べている。投資家仲間の支援があれば、彼は達成可能だと信じている」と語ったようだ。
アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・U、チェルシーなどアメリカ人オーナーが保有するクラブが増え続けているプレミアリーグ。過去にジェイ・Z氏はサッカークラブの所有について問われ、「私はビジネスマンであり、常にチャンスに目を向けている」と肯定的なコメントを残しており、トッテナム買収に必要とされる28億ドル（約3950億円）を準備する可能性も否定できないと見られている。
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