G大阪のGK谷晃生、ベルギー2部への期限付き移籍が決定「死に物狂いでやっていきたい」

2023年8月1日(火)17時44分 サッカーキング

G大阪からベルギーへ旅立つことが決まった谷晃生 [写真]=兼子愼一郎

写真を拡大

 ガンバ大阪は8月1日、同クラブに所属しているGK谷晃生がベルギーのデンデルへ期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は2024年6月30日までと伝えられている。

 谷は2000年11月22日生まれの現在22歳。G大阪の育成組織出身で、ジュニアユース、ユースと順調に歩みを進めると、高校3年生だった2018年に“飛び級”でトップチームに昇格した。しかし、GK東口順昭が正守護神に君臨しており、谷はG大阪U−23の一員として明治安田生命J3リーグが主戦場に。2020年にはトップチームでの出場機会を求めて湘南ベルマーレへ期限付き移籍した。同シーズンの明治安田生命J1リーグでは第6節鹿島アントラーズ戦でスタメンの座を射止め、その後は正守護神に君臨。最終的には3シーズンに渡って湘南のゴールマウスを守った。2023年よりG大阪への復帰が決定。今シーズンは東口と定位置の座を争いながら、明治安田生命J1リーグ10試合、JリーグYBCルヴァンカップ2試合、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会1試合に出場していた。

 また、各年代別の日本代表にも名を連ねており、2021年には東京オリンピックに臨むU−24日本代表に選出。正守護神として全6試合でゴールマウスを守った。2021年8月にはA代表に初選出。2022年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の韓国代表戦で代表デビューを飾っており、これまで通算1試合に出場している。

 期限付き移籍に際し、谷はG大阪のクラブ公式HPを通してコメントを発表。自身の初の海外挑戦に向けた覚悟を明かした。

「いつも熱い応援ありがとうございます。期限付き移籍という形ではありますが、向こうでしっかりと長くプレー出来るように、ステップアップしていけるように、まず一年しっかりと死に物狂いでやっていきたいと思います」

 谷の新天地となるデンデルは、2007−08シーズンにクラブ史上初のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)を戦ったものの、2シーズン目で降格が決定。以降は3部降格の憂き目も見ながら、現在はチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)に身を置いている。2022−23シーズンは同リーグを12チーム中10位で終えていた。

サッカーキング

「ベルギー」をもっと詳しく

「ベルギー」のニュース

「ベルギー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ