リヴァプール、ファン・ダイクの新キャプテン就任を発表！…副将はA・アーノルドに決定

　リヴァプールは7月31日、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが新キャプテンに就任したことを発表した。

　同クラブを巡っては、長年キャプテンとしてチームを牽引し続けたイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが、今夏にアル・イテファク（サウジアラビア）へ完全移籍。後任に大きな注目が集まるなか、2018年年冬の加入以降“守備の要”として活躍しているファン・ダイクに、アームバンドが託されることとなった。なお、副キャプテンにはイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが就任している。

　現在32歳のファン・ダイクは、フローニンゲンやセルティック、サウサンプトンでのプレーを経て、2018年1月に当時のDF史上最高額となる7500万ポンド（現在のレートで約137億円）でリヴァプールに加入した。以降はユルゲン・クロップ監督率いるチームの中心選手として、ここまで公式戦通算222試合に出場し19ゴール12アシストを記録。プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ（CL）制覇など、合計7つのタイトル獲得に大きく貢献している。また、2018−19シーズンにはUEFA（欧州サッカー連盟）最優秀選手に輝いた。

　キャプテン就任に際し、ファン・ダイクはリヴァプールのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「僕や妻、子供たち、そして家族にとってとても誇らしい日だ。非常に特別な感情だが、今は言葉で上手く言い表すことができない。しかし、僕にとってはこれ以上ないほど誇りに思えることだ。もちろん、僕はオランダ代表のキャプテンであり、それは非常に誇らしく名誉なことだ。しかし、リヴァプールというクラブのキャプテンになったことについては、今はまだ言葉では言い表せないね。とても誇りに思うし、みんなが僕とこのクラブを誇りに思い、喜んでもらえるように、自分にできることは全てやるつもりだよ」

　昨シーズンはプレミアリーグを5位で留まるなど、不完全燃焼に終わったリヴァプール。新キャプテンのもとで臨む新シーズンの戦いに注目が集まる。