「まだまだ終わりたくない」 チームのために…長野風花が感じる「走る喜び」

2023年8月1日(火)7時57分 サッカーキング

得点を挙げた宮澤と抱き合う長野 [写真]=Getty Images

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 FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023グループC第3節が31日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はスペイン女子代表と対戦し、4−0で勝利。3連勝でグループ首位通過を決めた。

ボランチで先発し、スペインの攻撃をフィルターとなって防ぎつつ、攻撃では相手背後への一気のパスなどで存在感を示した長野風花は試合後、「スペインはボールを持って、持って、持って、空いたところを狙ってくることはわかっていました。自分たちはボールを持たせているイメージで入り、焦れずにみんながチームために走って守備をしたからこういう結果になったと思っています」と振り返った。

 その言葉の通り、チーム全員が走った。5バックが下がり過ぎるシーンもあったが、しっかりとセットした守備で無失点に抑えた。池田太監督は試合後の会見で「その分、中盤の選手に負担はかかりましたけど、ハードワークできる選手たちなので」と話したように、ボランチ、シャドーの選手たちは攻守で縦、横に走った。「いたるところにスペインの選手がいた」と長野は笑ったが、自身は周囲を見渡し、ポジションを細かく修正しながら奮闘。「後ろからいい声をかけてもらい、コースも相手がいるところもわかったし、みんなに助けてもらった」と感謝を口にする。

「チームのために走ることは喜び。次からは本当に大事な戦いになるので、さらに気を引き締めて、もっともっと頑張りたい」とすでに次戦を見据え、「このチームでやっていて、すごく楽しいし、みんなで勝てるってこんなに嬉しいことなんだって思います。まだまだ終わりたくないので、次しっかり勝ちたいです」と、プレーする喜びを嚙みしめながら、一戦一戦を大切に戦っていく。

サッカーキング

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