韓国代表ファン・ヒチャン、親善試合で人種差別被害か…ウルブスが声明発表「容認できない」

2022年8月2日(火)12時42分 サッカーキング

ウルブスでプレーしているファン・ヒチャン [写真]=Getty Images

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 ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属する韓国代表FWファン・ヒチャンが、クラブ親善試合で人種差別の被害に遭ったようだ。8月1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 問題が発生したのは7月31日のファレンセ(ポルトガル2部)との親善試合。この試合の56分にファン・ヒチャンがPKでゴールを決めた際、少数の相手サポーターが同選手に向けて人種差別的なジェスチャーを行ったとされている。

 これを受け、ウルブスは試合後に声明を発表。人種差別行為を非難するとともに、UEFA(欧州サッカー連盟)やファレンセ、当局に対し調査を要請する予定であることを表明した。

「ファレンセとの試合で、私たちの選手の一人が人種差別行為の対象となったことに非常に失望しています。私たちはこの件をUEFAに報告し、対戦相手や関係当局に調査を依頼する予定です。私たちは巻き込まれてしまった選手を全面的にサポートします。どのような形であれ、人種差別は完全に容認できないものであり、決して放置してはならないものです」

 現在26歳のファン・ヒチャンは、これまでザルツブルク(オーストリア)やハンブルガーSV、ライプツィヒでプレー。昨年夏にレンタル移籍でウルブスに加入し、2021−22シーズンは同クラブで公式戦31試合に出場し5得点1アシストを記録した。今年1月にウルブスから買い取りオプションの行使が発表され、同クラブと2026年6月末までの契約を締結していた。

サッカーキング

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