リヴァプール、19歳MFラヴィア獲得作戦が難航か…“代替案”への移行も検討?

2023年8月2日(水)15時1分 サッカーキング

リヴァプールが獲得を狙うラヴィア [写真]=Getty Images

写真を拡大

 サウサンプトンが、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアに対するリヴァプールからのオファーを再度拒否したようだ。8月1日、『アスレティック』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 中盤の補強が今夏の優先課題となっていたリヴァプールは、既にブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得。しかし、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(アル・イテファク)とブラジル代表MFファビーニョ(アル・イテハド)が共にサウジアラビア移籍を決断したこともあり、現在は守備的MFの補強に向けた動きを強めている。

 熱烈な関心を寄せているのが、アーセナルやチェルシーなども興味を示す弱冠19歳のラヴィア。母国の名門アンデルレヒトとマンチェスター・Cの下部組織で育った同選手は、昨年夏にサウサンプトンに完全移籍加入。昨シーズンはボランチの主軸として公式戦34試合に出場するなど、2部降格の憂き目に遭ったチームで大きな存在感を放った。

 リヴァプールは先月、4000万ポンド(約73億円)相当の最初のオファーを提示したことが報じられている。この入札はサウサンプトン側に拒否されたものの、ラヴィア獲得を諦めないリヴァプールは、その後もクラブ間での交渉を継続。そしてこの度、4200万ポンド(約77億円)程度の2度目のオファー提示に踏み切ったようだ。しかしながら、ラヴィアの移籍金として最低5000万ポンド(約91億円)を望むサウサンプトンは、リヴァプール側の提示額に納得せず、再び入札を拒否したという。リヴァプールとしては、最新の提示額がラヴィアの年齢と経験に見合うものであると信じているようだ。

 なお、最新のオファーが拒否されたことを受け、リヴァプールは“代替案”への移行を検討し始めたという。新たな獲得候補としてリストアップされているのは、フルミネンセに所属する22歳のブラジル代表MFアンドレ。2021年3月に下部組織からトップチームへ昇格した同選手は、ここまで公式戦通算145試合に出場し3ゴール3アシストをマーク。6月に行われた国際親善試合ではブラジル代表デビューも果たした。報道によると、フルミネンセはアンドレの評価額を2000万ポンド(約36億円)程度に設定しているという。

 2023−24シーズンの開幕が刻一刻と迫るなか、リヴァプールは守備的MFの新戦力を獲得することができるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

サッカーキング

「プール」をもっと詳しく

「プール」のニュース

「プール」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ