「化け物だ」投手による打撃三冠王も現実味! 大谷翔平の異次元ぶりにブ軍も愕然「しんどさを誰も理解してない」

2023年8月3日(木)11時33分 ココカラネクスト

打者として好調さを維持し続けている大谷。その異能ぶりに相手チームも驚きの声を上げている。(C)Getty Images

 今季は開幕から好調を続けている大谷翔平(エンゼルス)。投打で異彩を放つ彼は、打者として三冠王も視野に入ってきている。

 現地8月2日に敵地で行われたブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発した大谷は、3打数2安打1四球を記録。チームは5対12で大敗を喫したものの、今季32度目のマルチヒットを記録するなど孤軍奮闘ぶりを見せた。

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 これによって打率を.307とし、吉田を7毛差で上回り(大谷が打率.3067、吉田が同.3060)、アメリカン・リーグ3位に浮上。依然として39本塁打はメジャートップで、打点はリーグ2位と、投手による打撃三冠王もありえなくはなくなっている。

 まさしく規格外というべき活躍だ。2年連続の2桁勝利までもあと1勝と迫っている偉才には、対峙するライバルたちからも驚きの声ばかりが上がる。今季のナショナル・リーグトップの37本塁打を放ち、ブレーブス打線を牽引するマット・オルソンは、地元局『Ball Sports South』の取材に応じ、大谷を次のように評している。

「ショウヘイは化け物だ。おそらく野球史上で最高の選手の1人になる。僕はアスレティックスに居た時にも、同地区だったから彼の凄さを見てきた。とにかくすごい選手だ」

 また、ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は、地元紙『The Atlanta Journal-Constitution』の取材で、「もはや彼の心身両面の負担は想像できないよ」と語った。

「投打の2つを毎日こなすことの肉体的なしんどさを誰もが理解していない。本当にしんどいんだ。メジャーリーグの先発投手たちが中5日で投げるのは回復にそれだけの時間がかかるっていう理由があるんだ。でも、オオタニは毎日試合に出て、走塁をし、凄まじい打球を打ってもいる。それをやってのけるのは、特別なアスリートでなきゃ無理だ」

 もはや球界全体から畏敬の念を集める大谷。現地8月2日には、自身4度目となる月間MVPを受賞するなど、ますます声価を高まっている二刀流スターには、この8月も快進撃を期待せずにはいられない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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