ハーツがFW田川亨介の完全移籍加入を正式発表! 3年契約を締結、背番号は「30」

2023年8月4日(金)10時32分 サッカーキング

ハーツへの移籍が発表された田川 [写真]=Getty Images

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 スコティッシュ・プレミアシップのハーツは3日、FC東京よりFW田川亨介が完全移籍加入することを発表した。

 田川のハーツ移籍は7月28日付でFC東京より発表されていたものの、渡航後の手続きなどを終え、ハーツ側より改めて正式に加入が伝えられた。契約期間は2026年6月30日までの3年間。背番号は「30」に決定している。

 完全移籍加入に際して、田川はハーツのクラブ公式HPを通してコメントを発表。既にハーツに在籍しているFW小田裕太郎の存在触れつつ、ハーツからオファーが来た際の心境や新天地での意気込みを明かした。

「ハーツに加入することになり、喜ばしく思っています。初日からワクワクさせてもらい、特にスタジアムは印象的でした。ハーツのファンが非常に情熱的だということも耳にしています。試合に出ること、ここでのトレーニングを始めることが楽しみです」

「ハーツが僕に興味を持っているということは数週間前に初めて聞きました。僕を欲しがっているクラブがあることはいつだって素晴らしいことですが、今回は特別です。なぜなら、それが素晴らしい歴史を持つビッグクラブだからです」

「ここでは小田裕太郎というもう1人の日本人選手がプレーしており、彼の存在が心強いことに間違いはありません。彼からは今後も様々なアドバイスを貰うこととなるでしょう。ピッチ内はもちろんのこと、ピッチ外の生活面においてもです。彼と共に日本人選手の存在感を示していければと思っています」

「ハーツ加入が決まるまでもトレーニングは積んできていたので、コンディションは万全です。ここでのスタートを待ちきれないほどワクワクしていますし、早くスコットランドのサッカーを体験したいと思っています」

 田川は1999年2月11日生まれの現在24歳。サガン鳥栖の育成組織出身で、2017年にトップチーム昇格を果たした。ルーキーイヤーから出場機会を確保し、明治安田生命J1リーグ24試合の出場で4ゴールを記録。翌シーズンはベストヤングプレーヤー賞候補にノミネートされる活躍を見せ、2019年よりFC東京へ完全移籍加入した。初年度は出場機会に恵まれなかったものの、3年目の2021シーズンは明治安田生命J1リーグ30試合のピッチに立って5ゴールを記録。シーズン終了後にはポルトガルのサンタ・クララへ期限付き移籍を果たした。

 サンタ・クララでのデビュー戦となったプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第20節ボアヴィスタ戦では、途中出場から6分後に勝ち越しゴールを挙げ、チームの勝利に貢献。初年度はシーズン後半戦のみの在籍ながら公式戦12試合の出場で5ゴールを記録した。2022−23シーズンは公式戦30試合に出場して2ゴールを挙げたものの、先発での出場機会は15試合と限定されており、シーズン終了後にFC東京への復帰が決定。しかし、およそ2週間後にハーツへの完全移籍が発表されていた。


【動画】ハーツのユニフォームを身に纏った田川亨介

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