2番手のYARTヤマハ、初アタックは「もう少しアグレッシブに走ればよかった」 /鈴鹿8耐 予選トップ3会見

　8月5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2023 FIM世界耐久選手権（EWC）第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会』のトップ10トライアルでポールポジションを獲得したYART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAMのニッコロ・カネパ、マービン・フリッツ、カレル・ハニカが予選を振り返るとともに、明日の決勝に向けて意気込みを語った。

■ニッコロ・カネパ
「チームメイトのふたりが走ったトップ10トライアルは素晴らしかった。特にカレルは素晴らしいラップタイムで走ることができて本当によかったと思っている。午前中は3人とも0.5秒内の差でずっと走っていたので、非常にバイクの調子もよくペースがいいと思っているから、明日の決勝は期待できると思うし、楽しみにしている」

「そして、この場を借りてテツ（長島哲太）、本当におめでとう、素晴らしいラップタイムだった。特にラストセクターのデータをぜひ僕にもわけてほしいのでよろしく（笑）」

■マービン・フリッツ
「何度か参戦しているけど、実はトップ10トライアルは初めてだった。台風だったりいろいろあってトップ10トライアルはキャンセルされていて、やっと初めて出ることができて本当に嬉しいよ」

「残念ながら僕のラップは完璧ではなかった。セクター3が苦戦したのとセクター2はすごくよかったけど、マシン的にはセクター4が非常によかった。タイヤとの相性もすごくよくてパッケージとしては素晴らしいと思う。明日は頑張れると思うのでベストを尽くしたいと思っている」

■カレル・ハニカ
「非常にいいラップだった。ヤマハのセッティングがすごいよくて、予選は3人とも本当にいいラップタイムを出すことができたし、すごくよかったと思う。今回トップ10トライアルに出させてもらって、ヤマハには本当に感謝をしたいと思う」

「僕の初のトップ10トライアルだったけど、やはりセクター1の勉強が足りないと思うのでこの後しっかりと勉強していきたいと思う。もう少しアグレッシブに走ればよかったと思うし、少しだけ反省しているけど、しっかりセッティングしていて、バイク自体は非常に調子がよくて僕たちのレースペースは非常にいい」

「今日は予選に向けてのいろんなセッティングをしたから、それなりによかったと思う。明日のレースのコンディションはいつも読めないところがたくさんあるから、僕たちはベストを尽くしたいと思う。EWCのトップのポジションを最後まで保って、頑張って走り切りたい」