ローマがワイナルドゥム獲得を発表! 買い取りOP付きのレンタル移籍で加入

2022年8月6日(土)3時52分 サッカーキング

ワイナルドゥムがPSGからローマへレンタル移籍 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 ローマは5日、パリ・サンジェルマン(PSG)からオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得したことを発表した。

 フランスの地で苦しんだワイナルドゥムが、キャリア初のセリエAに挑戦することが決まった。PSGから1年間のレンタル移籍でローマに加入することとなり、『スカイ・イタリア』によると、レンタル料は無料の模様だ。契約にはシーズン終了後の買い取りオプションも付随しており、800万ユーロ(約11億円)で完全移籍に切り替えが可能となる。また、PSGがワイナルドゥムに支払う年俸のおよそ50%に相当する500万ユーロ(約6億9000万円)をローマが負担する契約になっているようだ。背番号は『25』に決まった。

 ワイナルドゥムは1990年11月11日生まれの現在31歳。フェイエノールトの下部組織出身で、16歳だった2007年4月にトップチームでエールディヴィジ初出場を果たした。PSV、ニューカッスルを経て、2016年夏にリヴァプールへと完全移籍加入。リヴァプールには5シーズンにわたって在籍し、公式戦通算で237試合出場22ゴールを記録するなど主力として活躍した。2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ、2019−20シーズンのプレミアリーグではタイトル獲得に大きく貢献していた。昨年夏にPSGへと完全移籍で加わったものの、リヴァプール時代の輝きを発揮できず。公式戦では38試合に出場して3ゴールを挙げたものの、わずか1年でクラブを離れることとなった。

 完全移籍加入に際し、ワイナルドゥムはローマのクラブ公式HPでコメントを発表している。

「ローマの選手としてプレーできることにワクワクしている。ローマについて話してくれたすべての人々が、このクラブとファンに対してポジティブなことを言っていた。クラブは契約が完了するまでの過程で、どれだけ僕を必要としているかを明らかにしてくれた。そのようなことを言ってもらえると、選手は常に大きな自信と信念を抱くことができる。また、SNSでのサポーターからの歓迎も素晴らしいものだった。今シーズンは100%の力を発揮し、チームの目標達成のために力になることを約束する」

 ローマは2021−22シーズンのセリエAを勝ち点「63」の6位でフィニッシュ。また、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を制し、欧州主要大会での初タイトルを獲得していた。今夏は元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ、同代表GKミル・スヴィラール、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをフリーで獲得。リールからトルコ代表DFメーメト・ゼキ・チェリクの加入も決まっており、クラブにとっては5人目の新戦力となった。


【動画】ローマがワイナルドゥム獲得を発表

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