【途中経過】いよいよレースは後半戦へ。トップのTeam HRCは161周を走破/鈴鹿8耐6時間

　三重県の鈴鹿サーキットで8月7日11時30分にスタートを迎えた『2022 FIM世界耐久選手権（EWC）第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』の決勝レースは6時間が経過し、Team HRC（長島哲太／高橋巧／イケル・レクオーナ）が2番手以下を引き離して単独首位を独走している。

　レーススタートこそ熱いトップ争いが繰り広げられた2022年の鈴鹿8耐だが、2度目のセーフティカー導入のタイミングやKawasaki Racing Team Suzuka 8Hで優勝を目指すジョナサン・レイがまさかの転倒などにより、蓋を開けてみれば予選ポールポジションのTeam HRCが独走を展開している。

　そんなレースは5時間を迎え徐々に落ち着き始め、138周目にはトップ独走中のTeam HRCが無風のルーティンピットを行い、長島哲太からイケル・レクオーナにライディングを託す。その直後の138周目には2番手のKawasaki Racing Team Suzuka 8Hもピットに入り、レオン・ハスラムからアレックス・ロウズにこちらもライダーを交代する。

　そしてレース開始5時間43分となる152周目にはYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCもピットストップを行い、カレル・ハニカからニッコロ・カネパへと交代して3番手でレースに復帰していく。4番手はヨシムラSERT Motul。その後方の5番手争いはTOHO RacingとS-PULSE DREAM RACING・ITECが13秒差でバトルを繰り広げており、両チームにとって予断を許さない状況が続いていきそうだ。

　レースは17時30分にスタートから6時間を迎え、Team HRCが161周を走破して引き続きトップ独走。2番手にはKawasaki Racing Team Suzuka 8H、3番手にはカワサキ8Hから42秒差でYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCが続いている。6時間経過での各マシンの順位は以下のとおり。

■2022鈴鹿8時間耐久ロードレース　決勝6時間経過順位（編集部集計）