トッテナム、“FKの名手”ウォード・プラウズ獲得競争に参戦へ?…指揮官が獲得を希望か

2023年8月7日(月)12時7分 サッカーキング

サウサンプトンで活躍中のウォード・プラウズ(画像は昨シーズン)[写真]=Getty Images

写真を拡大

 トッテナムが、サウサンプトン所属のイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズの獲得を狙っているようだ。6日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。

 昨シーズンのプレミアリーグでは8位に低迷し、ヨーロッパコンペティションの出場権を逃したトッテナム。“欧州復帰”を目指す2023−24シーズンに向けて、クラブはセルティックで数々のタイトルを獲得したアンジェ・ポステコグルー監督を招へい。また、イングランド代表MFジェームズ・マディソンやイスラエル代表FWマノル・ソロモンを獲得し、スウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキの買取オプションを行使するなど、戦力強化も進めている。

 今回の報道によると、ポステコグルー監督は新シーズンの戦いに向けて、中盤戦力の刷新を希望しているという。デンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクやアルゼンチン代表MFジョバンニ・ロ・チェルソ、フランス代表MFタンギ・エンドンベレの売却を検討している一方で、新戦力の獲得も望んでおり、サウサンプトンから主将を務めるウォード・プラウズの引き抜きを画策しているようだ。

 現在28歳のウォード・プラウズはサウサンプトンの下部組織出身で、2012年夏にトップチーム昇格を果たした。以降は中盤の主軸として活躍を続け、ここまで公式戦通算410試合の出場で55ゴール54アシストをマーク。また、FKの名手としても知られており、プレミアリーグではこれまで17回も直接FKからゴールネットを揺らしている。

 ウォード・プラウズはサウサンプトンとの現行契約を2026年6月末まで残しているものの、チームが2部降格の憂き目にあったこともあり、今夏の移籍市場での退団の可能性が浮上。イングランド代表MFデクラン・ライス(現:アーセナル)の“後釜”を探すウェストハムからの関心が既に明らかになっている。トッテナムについては、現時点で具体的な動きは見られないものの、ポステコグルー監督が獲得を望んでいることもあり、近日中にウォード・プラウズ争奪戦に参戦する可能性が高いという。

 なお、サウサンプトンはウォード・プラウズの移籍金として4000万ポンド(約72億円)以上を要求しているとのこと。ウェストハムは先日2500万ポンド(約45億円)相当のオファーを提示したものの、拒否されたことが明らかになっている。

サッカーキング

「トッテナム」をもっと詳しく

「トッテナム」のニュース

「トッテナム」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ