谷晃生が退団したG大阪、GK陣に新戦力を確保…横浜FCから市川暉記が期限付き移籍加入

2023年8月8日(火)17時50分 サッカーキング

横浜FCでは今季J1で4試合に出場していた市川 [写真]=兼子愼一郎

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 ガンバ大阪は8日、横浜FCからGK市川暉記が期限付き移籍にて加入することを発表した。期限付き移籍期間は2024年1月31日までと伝えられている。背番号は「35」に決まった。

 市川は1998年10月19日生まれの現在24歳。湘南ベルマーレ小田原、星槎国際湘南校を経て、2017年に横浜FCに入団した。加入後2シーズンは公式戦で出番を得られず、2019年にガイナーレ鳥取へ期限付き移籍。同シーズンは明治安田生命J3リーグで10試合に出場し、翌年より横浜FCに復帰した。以降は横浜FCでキャリアを積み、2023シーズンはここまで明治安田生命J1リーグ4試合でゴールマウスを守っていた。

 期限付き移籍に際し、市川は横浜FCのクラブ公式HPを通してコメントを発表。決断の背景を明かすとともに、新天地での飛躍を誓った。

「この度ガンバ大阪へ期限付き移籍することになりました。チームが苦しい状況の中、チームを離れることは難しい決断でしたが自分自身の成長に何が必要か考え決断しました。横浜FCの残留を心から願っています。また陰ながら応援していただけると嬉しいです。頑張ってきます!行ってきます!」

 また、新天地となるG大阪のクラブ公式HPでもコメントを発表。「このたび横浜FCより加入します、市川暉記です。チームに貢献できるよう日々全力で頑張ります。共に闘いましょう!」と意気込んだ。

 2023シーズン、G大阪は明治安田生命J1リーグ第22節終了時点で勝ち点「29」を獲得し、現在は12位につけている。今季より就任したダニエル・ポヤトス監督の下で序盤は苦しんだものの、シーズンが中旬に差し掛かるにつれて徐々に同監督のスタイルが浸透。現在は直近8試合を7勝1分と無敗で駆け抜けている。一方、横浜FCは第22節終了時点で勝ち点「18」の獲得にとどまり、現在は16位となっている。最下位に沈む湘南ベルマーレとの勝ち点差はわずかに「2」。6日に行われた第22節ヴィッセル神戸戦では8試合ぶりの白星を掴んでいた。

 G大阪は1日、GK谷晃生がベルギーのデンデルへ期限付き移籍することが決定。シーズン中にGKが1名減ることとなり、トップチーム登録(※2種登録や特別指定除く)のGKが東口順昭と石川慧のみとなっていた。だが、クラブは1週間後に新戦力の確保を発表。横浜FCから市川を迎え入れることとなった。

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