中村敬斗、伊東純也所属ランスへ移籍「今日契約」リールは獲得失敗認める
2023年8月9日（水）4時53分 FOOTBALL TRIBE
日本代表FW伊東純也擁するリーグアン（フランス1部）スタッド・ランスは、今月8日までにオーストリア1部LASKリンツに所属する日本代表FW中村敬斗の獲得をほぼ確実にした模様。LOSCリールとの争奪戦を制したと現地で報じられている。
これまで中村の移籍先候補には、ランスの他にリール、ブンデスリーガ（ドイツ1部）アイントラハト・フランクフルト、プレミアリーグ（イングランド1部）リバプールの3クラブが浮上。先月上旬には選手サイドによるランス移籍拒否が報じられたほか、今月はじめにはフランスメディア『スポーツゾーン』がリールとの個人合意を伝えていた。
しかしフランス紙『ル・パリジャン』は今月7日に「ランスは直近数日間で、中村の獲得レースに復帰した。リンツと合意している唯一のクラブである。中村本人もランス移籍を検討している」とリポート。
するとオーストリア紙『オベレステリチェ・ナハリヒテン』は8日に「中村はフランス行きの便に搭乗した。彼の新天地はスタッド・ランスだ」とリポート。フランス紙『レキップ』も「中村は9日にもランスと正式契約を結ぶ」とした上で、移籍金が1000万ユーロ（約15億7000万円）に及ぶこともあわせて伝えている。
さらにフランスメディア『RMC』の報道によると、リールのオリビエ・レタン会長はEU圏外枠の兼ね合いで中村の獲得が不可能であることを認めたという。
中村は2021年8月にG大阪からリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、2022/23シーズンはオーストリア1部リーグで31試合に出場して14ゴール7アシストをマーク。今年3月には日本代表デビューを果たすなど、森保ジャパンでの台頭も期待されている。
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