プレーオフ進出確率はわずか「1.1%」で崖っぷちのエンゼルス GMは前向きな姿勢「このチームを信じている」

2023年8月13日(日)18時54分 ココカラネクスト

大谷の活躍だけでは、この苦境は乗り越えられないだろう(C)Getty Images

 現地8月12日(日本時間13日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたアストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。6回に痛烈な当たりの二塁打を放つなどこの日は4打数1安打の活躍を見せたが、先発登板したタイラー・アンダーソンの7失点炎上などもあり、チームは3対11で大敗した。

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 同地区のライバル、アストロズを相手に2試合連続で大敗を喫したエンゼルスはこれで今季の成績が58勝60敗で借金は「2」。また、米データサイト『FanGraphs』によると、エンゼルスのプレーオフ進出確率は「1.1%」とのことで、悲願のプレーオフ進出を目指しているチームは崖っぷちの状況となっている。

 エンゼルスは現地8月1日のトレード期限までに野手ではエスコバー、ムスタカス、クローン、グリチェク、先発投手はジオリト、救援投手はロペス、リオーネと計7選手を獲得。悲願のプレーオフ進出へ積極的な戦力補強に動いた。しかし、チームはトレード期限後に“泥沼”の7連敗。トレード市場では買い手に回ったものの、プレーオフ進出には厳しい状況となってしまった。

 しかし、エンゼルスGMはまだ前を向いている。『MLB.com』のエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー氏は記事を配信し、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMの会見で語ったコメントを紹介した。

 ボリンジャー氏によると同GMは「残りの試合でどうプレーするか楽しみだ」「まだまだ野球はできる。私たちは全力を尽くしていくだけだ。私はまだこのチームを信じている」と前向きな姿勢の様子で語っていたようだ。

 トレードでは経験豊富なベテラン選手を獲得したが、ミナシアンGMは「我々にはペナントレースの中で多くの浮き沈みを経験したベテラン選手が多く在籍している。非常にモチベーションの高いチームであり、彼らはこの任務に全力で取り組んでいると思う」と、トレードで獲得した選手のさらなる活躍に期待した。

 また、同GMは現在離脱中のマイク・トラウトについても言及し、「マイクはチームを変えてくれる。そういったタイプの選手が助けてくれるだろう」と、復帰間近の主砲に大きな期待を寄せた。

 厳しい状況に変わりはないが、エンゼルスはプレーオフ進出を目指して戦い続ける。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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