終了間際の大逆転劇! PSGが劇的勝利でCL準決勝へ…初出場アタランタはベスト8敗退

2020年8月13日(木)6時3分 サッカーキング

PSGが終盤にアタランタを逆転し、準決勝進出を決めた [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント準々決勝が12日に行われ、アタランタとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。

 悲願のCL初優勝を目指すフランス王者PSGと2019−20シーズンのセリエAを3位で終えたアタランタの一戦。なお、CLは準々決勝以降、新型コロナウイルスの影響によりポルトガルの首都リスボンで集中開催され、決勝戦までの全ラウンドがシングルレグの一発勝負で行われる。

 PSGは3分、ネイマールがドリブルでペナルティエリア内に侵入すると相手GKと1対1に。しかしシュートはゴール右に外れ、開始早々のビッグチャンスをものにすることができない。アタランタは11分、レモ・フロイラーがエリア手前からクロスをあげると、右サイドからゴール前へ走りこんだハンス・ハテブールがヘディングで合わせる。しかし強烈なシュートはGKケイラー・ナバスにセーブされた。

 両チームが序盤から決定機を迎えるなか、試合を動かしたのはアタランタだった。27分、パスをつなぎながら相手ペナルティエリア内に侵入すると、ドゥバン・サパタのパスからマリオ・パシャリッチが左足でダイレクトシュートシュート。ボールはきれいにゴール左隅に吸い込まれた。PSGは直後の28分、ネイマールが左サイドからカットインしてエリア手前から右足を振りぬくが、ボールはわずかにゴール左に外れた。

 1点リードで後半へ折り返したアタランタは58分、FKの流れからこぼれ球を拾ったベラト・ジムシティが左足で強烈なシュートを打つが、ボールはゴール左に外れた。PSGは後半、ボールを保持する時間が長くなるが、アタランタの守備を崩せずなかなかシュートまで持ち込むことができない。

 PSGは86分、ネイマールのCKからエリック・マキシム・チュポ・モティングがヘディングで合わせるが、枠をとらえることはできなかった。しかしPSGはその4分後の90分、同点に追いつく。ゴール前にクロスを送ると、最後はネイマールのアシストからマルキーニョスがボールをゴールに押し込んで1−1とした。さらにPSGは後半アディショナルタイム3分、左サイドを突破したキリアン・エンバぺが中央に折り返すと、これをチュポ・モティングが決めて試合終盤の逆転に成功した。

 試合はこのまま終了し、勝利したPSGがCL準決勝進出を決め、初出場のアタランタは8強敗退となった。PSGは18日、準決勝でライプツィヒ対アトレティコ・マドリードの勝者と対戦する。

【スコア】
アタランタ 1−2 パリ・サンジェルマン

【得点者】
1−0 27分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
1−1 90分 マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
1−2 90+3分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(パリ・サンジェルマン)

サッカーキング

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