スーパーフォーミュラ、塚越広大と高星明誠を2023年開発ドライバーに起用。年内に2回、合計3日間の開発テストを実施

2023年8月16日(水)14時0分 AUTOSPORT web

 8月16日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション(JRP)は、カーボンニュートラルとエンターテインメント性の向上に向けた車両開発を目的とした、2023年の開発テストの概要について発表。その中で今季の開発ドライバーとして塚越広大、そして高星明誠の起用を明らかにした。


 JRPはカーボンニュートラルとエンターテインメント性の向上に向けた車両開発を2022年より実施。昨年は年7回、5カ所のサーキットで総走行距離1万km(約60レース分)を超える実走テストを行い、その結果をもとに2023年より新型車両『SF23』を投入した。


 ただ、JRPは「2023年もこれらの取り組みを継続・深化させるべく」として2023年の年内に2回、合計3日間の開発テストを実施すると明らかにした。2023年の第1回開発テストは9月11日(月)〜12日(火)、第2回開発テストは11月21日(火)に、ともに栃木県のモビリティリゾートもてぎで実施される。


 また、開発ドライバーについては2022年度から継続して塚越広大がWhite Tiger SF23(ホンダエンジン搭載車/通称:白寅)のステアリングを握る。


 そして、2022年度は石浦宏明、笹原右京が搭乗したRed Tiger SF23(トヨタエンジン搭載車/通称:赤寅)の新たな開発ドライバーとして高星明誠の起用が明らかにされた。


 今季スーパーGT GT500クラスにではニッサン陣営の3号車Niterra MOTUL Zのステアリングを握る高星は、2020年、2021年にスーパーフォーミュラへスポット参戦し、実戦も経験している。


 また、高星は8月19日〜20日にもてぎで開催されるスーパーフォーミュラ第7戦に登場し、土曜フリー走行ではSFgoのゲスト解説、決勝レース中は場内放送のゲスト解説を務めるとのことだ。


 なお、JRPは8月16日発行のプレスリリースの締めくくりとして「最後に、今回の高星選手の起用にあたりご協力いただいた日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(NISMO)様に、この場を借りて御礼申し上げます。スーパーフォーミュラは、モータースポーツの発展に向けて、今後もメーカーやカテゴリーの垣根を越えて、さまざまなチャレンジを実施してまいります」と記している。

全日本スーパーフォーミュラ選手権の新型車両『SF23』
2023年も継続してスーパーフォーミュラ開発ドライバーを務める塚越広大
平川亮の代役で参戦する高星明誠(carenex TEAM IMPUL)
2020年スーパーフォーミュラ第2戦岡山にBuzz Racing Team with B-Maxからスポット参戦した高星明誠

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