野尻がトップタイム。福住が4番手で好調維持/【タイム結果】スーパーフォーミュラ第5戦 土曜フリー走行

　全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行が8月18日、ツインリンクもてぎで開催され、野尻智紀（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）がトップタイムをマークした。開幕戦以来のスーパーフォーミュラの参戦である福住仁嶺（TEAM MUGEN）は4番手につけている。

　前日に引き続き快晴のもと、ドライコンディションで行われた午前のフリー走行。最初に1分33秒台に入れたのは、前日の専有走行でも3番手タイムにつけた伊沢拓也（TCS NAKAJIMA RACING）。

　その後、開始から約20分後に石浦宏明（JMS P.MU／CERUMO・INGING）がビクトリーコーナー立ち上がりでリヤタイヤをスピンさせてコース上にストップ。これにより赤旗が提示され、セッションは一時中断となった。石浦は大きなダメージはなかったようで、その後も走行を行っている。

　セッション再開後、ミディアムタイヤからソフトタイヤに交換し走行を行うドライバーが現れ始める。ここでトップ3につけたナレイン･カーティケヤン（TCS NAKAJIMA RACING）、塚越広大（REAL RACING）石浦は軒並みソフトタイヤで、タイムは1分33秒台前半。

　残り時間10分を切ると、上位はソフトタイヤ装着のドライバー。このころには1分32秒台に突入し、伊沢、山下、福住がトップ3につける。さらに残り1分を切り、野尻智紀（DOCOMO TEAM DANDELION RACING）がトップに浮上。最後にタイムを更新し、このセッションを制した。

　2番手には伊沢、3番手には山下。4番手に福住が続き、5番手には国本がつけた。前戦ウイナーのニック・キャシディ（KONDO RACING）は6番手、ポイントランキングトップの山本尚貴（TEAM MUGEN）は13番手、ディフェンディングチャンピオンの石浦は12番手でセッションを終えている。

　以下、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦フリー走行タイム結果。

■全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦もてぎ 土曜フリー走行結果（編集部計）

天候：晴れ　路面：ドライ