新時代の幕開け!…ローマが新オーナー誕生を発表、740億円でクラブ買収

2020年8月18日(火)7時12分 サッカーキング

ローマの買収が完了 [写真]=Getty Images

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 ローマは17日、アメリカのフリードキン・グループが新オーナーになったことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、フリードキン・グループが86.6パーセントの株式を取得し、さらに同クラブの株式資産の約13.4パーセントに相当する普通株式の義務的な公開買付けを開始すると発表。「ローマは本日、新オーナーのもとで新たな時代をスタートさせた」と記した。

 クラブ売却の交渉は昨年から始まり、新型コロナウイルスの影響で一時は難航していたが、ローマは今月5日に5億9100万ユーロ(約740億円)でクラブ所有権をフリードキン・グループ売却することで合意したことを発表していた。

 同グループのCEO(最高経営責任者)兼会長を務めるアメリカの資本家ダン・フリードキン氏は声明で、「ローマのファミリーに加わることができてとてもうれしく思います」とコメント。「最近、あるファンが『僕らの象徴的なクラブを率いて、世界のサッカー界で最も偉大なクラブにしてください』と書いていた。我々はまさにそれを実行するつもりだ」と意気込みをつづり、「クラブとチームのための我々の共通ビジョンは、耐久性が疑わしい手近な修正よりも、持続的で長期的な投資アプローチを支持することです」と述べた。

 新たな取締役会には、ダン・フリードキン新会長とその息子のライアン・フリードキン氏ら5名が17日付けで就任。また、2019年1月からCEOを務めるグイード・フィエンガ氏は引き続きCEOとしてクラブに残留する。

 これにより、2012年から続いた“パロッタ体制”が終焉を迎えた。クラブは、ジェームズ・パロッタ会長をはじめとする7名がクラブの取締役会から退任することも発表。クラブを去るパロッタ氏は「ダン、ライアン、そしてローマの選手、スタッフ、ファンらすべての人たちの今後の幸運を祈っています」とコメントした。

「世界中のすべてのローマファンのように、私たちが8年間にわたって取り組んできたことを基に、フリードキン・グループがローマを真の国際的なクラブに変え、次のレベルに押し上げてくれることを心から願っています。ここは信じられないほど特別なフットボールクラブです。多くの忘れがたい記憶を持って私はクラブを去ります」

サッカーキング

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