佐野航大、オランダ1部NECへの完全移籍加入が正式発表! 5年契約を締結

2023年8月18日(金)9時54分 サッカーキング

NECへの移籍が決定した佐野 [写真]=Getty Images

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 エールディヴィジ(オランダ1部)のNECは17日、ファジアーノ岡山からU−20日本代表MF佐野航大が完全移籍で加入することを正式発表した。なお、契約期間は2028年6月30日までとなる5年契約となった。

 2003年9月25日生まれで現在19歳の佐野はFCヴィパルテU−12や同U−15、米子北高校を経て、2022年2月に岡山に入団しプロキャリアをスタートさせた。プロ初年度となった昨シーズンは、左サイドハーフやボランチ、攻撃的MFを主戦場に明治安田生命J2リーグで28試合に出場し、3ゴール2アシストをマーク。チームのJ1参入プレーオフ進出に大きく貢献した。

 今シーズンも中盤の主力としてここまで明治安田生命J2リーグで20試合に出場し2ゴール4アシストをマーク。天皇杯でも1試合に出場した。A代表への招集はまだないものの、世代別の日本代表では主力選手としてプレー。3月に行われたU−20アジアカップでは4試合の出場で1ゴール2アシストを記録し、チームのベスト4進出に貢献した。また、5月に行われたFIFA U−20ワールドカップでも全3試合にフル出場している。

 すでに今月14日に岡山から佐野がNECに完全移籍することが発表されていたが、今回NECからも正式に契約に至ったことが明らかになった。

 移籍が決定した佐野はNECのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「オランダリーグに加わることは僕にとって大きな一歩です。早くオランダの文化を取り入れて、チームにとって価値のある存在になりたいと思っています。NECと契約できたことを誇りに思うし、素晴らしいシーズンになることを楽しみにしています」

 また、NECでテクニカルディレクターを務めるカルロス・アールバース氏は以下のようにコメントを発表している。

「航大は技術的に優れた選手で、いくつかの攻撃的なポジションをこなすことができる。夏のU−20ワールドカップでは彼が毎試合主力として出場していたので、私たちは彼を直近で見ていた。彼は私たちにとって貴重な新加入選手であり、一緒に仕事をすることを楽しみにしている」

 NECは1900年創設の歴史あるクラブ。1900年代後半から2010年代前半までは長らくエールディヴィジで戦っており、2017−18シーズンからの4シーズンはエールステ・ディヴィジ(オランダ2部リーグ)に身を置いていたものの、2021−22シーズンにエールディヴィジ復帰を果たした。昨シーズンはエールディヴィジを8勝15分11敗の勝ち点「39」、12位で終えていた。今夏には横浜FCからFW小川航基を期限付きで獲得している。

サッカーキング

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