「終末に備えて」一家幽閉、地下生活9年の怪事件! 奇妙な言語、謎の男…不審な“自撮り写真”も=オランダ

2024年4月26日(金)21時0分 tocana


 2019年、オランダの家族が9年間も密室に幽閉されていたことが明らかになった。カルト宗教が関与していると見られている。


 英紙「The Sun」によると、発見された家族は6人。長男であるヤン・ゾン・ファン・ドルステン(25)が、近隣のバーでビールを5杯飲んだ後、バー経営者に助けを求めてきたという。


「彼と話したら、助けて欲しいと言うんだ。だから、警察に電話したんだよ。長い髪、汚いヒゲ、古い服を着ていて、困惑している様子だった。それでもって、学校に行ったこともないし、9年間床屋にも行ってないって言うんだ」(バー経営者)


 すぐに警察は、家族がいるというアムステルダムから60マイル(約96km)離れたドレンテ州ライナーボルトにある農家に足を踏み入れた。すると、階段下の隠し部屋に18歳〜25歳の4人の兄弟姉妹とその父親がいたという。


 そして他にも家族ではない7人目の人物がいた。ヨーゼフ・B(58)という人物だ。英紙「Daily Mail」によると、彼はオーストリア・ウィーンに生まれの高度な技術を持つ木工職人ということ以外よく分かっていないという。ただ、家族を幽閉していたと見られ、監禁容疑で逮捕されている。


 ヨーゼフ・Bが当地に移り住んできたのは2010年。それと同時に一家も幽閉されていたと見られている。それから9年間も閉じ込められていたというから恐ろしい。そのせいか、家族の何人かはまともな言葉を話すことができず、“架空の言語”で会話していたという。ヨーゼフ・Bに農家を貸していたオーナーは一家の存在に全く気付かなったそうだ。


 そして、それ以上に警察を困惑されているのが、一家がみすみす幽閉されていた理由だ。これについては現在も詳しいことは分かっておらず、警察は一家が進んで閉じ込められていたのではないかと疑っているとのことだ。というのも、彼らの栄養状態は悪くなく、いたって普通の健康状態に見えるからだという。彼らは狭い隠し部屋で何をしていたのだろうか? 一説には、そこで“終末”を待っていたとも言われており、カルト宗教が関与しているとも言われているが……。


 家の周囲には監視カメラが設置されており、近づくものがいるとヨーゼフ・Bが追い払っていたそうだ。一家は庭にあるわずかな野菜で生き延び、外界との接触を断っていた。また、役所に一家の誰も登録されておらず、ヨーゼフ・Bが彼らの存在を隠していたかったことは間違いないだろう。


 助けを求めた長男のヤンはバーに過去2回訪れていたそうだが、その時は何も話さなかったという。ヨーゼフ・Bの報復を恐れていたのだろうか? バーの経緯者によると、ヤンは「今の生活を止めたい」と語っていたそうだ。


 これまた奇妙な話だが、ヤンの弟や妹は彼らが地球上で最後の人類だと信じ込まされていたという。なぜ他人の存在を隠したかったのだろうか? これも謎である。


 隠し部屋で母親は発見されなかったが、どうやら2010年に引っ越してくる前に亡くなっていたようだ。彼女の死もまた今回の事件と関係しているのだろうか?


 完全に外界との接触を断っていたはずの一家だが、これまた奇妙なことに、ここ数カ月ヤンはフェイスブックやインスタグラムに自撮り写真を投稿したり、近くの材木店で働くようになったと報告していたという。スマートフォンやパソコンを所持していたとのことだが、どうやって入手したのだろうか? そしてヨーゼフ・Bはそのことに気づいていたのだろうか?


 謎が謎を呼ぶ怪事件だ。


参考:「The Sun」、「Daily Mail」、ほか


 


※当記事は2019年の記事を再編集して掲載しています。

tocana

「オランダ」をもっと詳しく

「オランダ」のニュース

「オランダ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ