当然のMOM選出! 三笘薫の電光石火弾に元英代表FWリネカーも「美の極みだ」と激賞「見事な個人技でのゴール」

2023年8月20日(日)12時6分 ココカラネクスト

鮮やかなドリブルで敵DFを次々とかわし、ゴラッソを決めた三苫。個で存在感を放った26歳に賛辞は収まらない。(C)Getty Images

 現地8月19日に、英国各地でプレミアリーグ第2節が行われ、ブライトンは敵地でウォルバーハンプトンと対戦。日本代表MFの三笘薫が今季初ゴールをねじ込んだ。

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 センセーショナルな一撃だった。

 4-2-3-1の2列目左サイドで先発した三笘が魅せたのは15分だ。左サイドでSBのペルビス・エストゥピニャンのくさびのパスを受けた背番号22はスッと前を向くと、一気に加速。中央突破を図り、敵陣へと切り込む。そして高速ドリブルで対峙したネルソン・セメドとジョアン・ゴメスを振り切ると、敵エリア内に侵入する。

 ここでシュートは打たせまいとする相手CBマックス・キルマンがユニホームを掴んで止めようとした。がしかし、完全に勢いに乗った三笘は何をしても止まらない。最後はGKのホセ・サをあざ笑うかのように、身体をやや左に傾かせながら、右足を逆方向へ向けて柔らかいシュートをゴール右隅へ決めた。

 時間にして約10秒。その一瞬にして40メートルを駆け抜けた三笘の電光石火の一撃は、世界に小さくない衝撃をもたらした。

 英紙『The Sun』は、X(旧ツイッター)で元イングランド代表FWガリー・リネカーが「ミトマの見事な個人技でのゴールだ。これは美の極みだ。彼はドリブルについての論文を書いたようだが、今日はその成果が出た」と投稿したと紹介。そのうえで、「ウルブスのディフェンダー陣には、一部のファンから『マラドーナのようだ』と評された日本人アタッカーを止める術はなかった」と絶賛した。

 また、英衛星放送『Sky Sports』は、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに三笘を選出。寸評において「ブライトンの目を引く日本代表FWは、ゴールとアシストで再びウルブスを苦しめた」と賞賛。そして、「ミトマは、なぜ自分がドリブルの学位を持っているのかを説明するような、息をのむような個人技でチームに先制点をもたらした」とし、リネカーと同様に、当人が筑波大学時代に取り組んだ論文テーマを引き合いにし、ドリブル技術の高さを称えた。

 鮮やかなドリブルで世界的な賞賛を集めた三笘。今季も26歳のアタッカーの存在感は、“サッカーの本場”で高まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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