山内英輝が今季2度目のポール「こんなにいいクルマで予選に挑めて本当に嬉しい」【第3戦GT300予選会見】

　三重県の鈴鹿サーキットで開催されている2021スーパーGT第3戦。8月21日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R＆D SPORTの井口卓人と山内英輝が予選日を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

井口卓人
Q1担当／ベストタイム：1分58秒205

「前戦のもてぎではチームと本当にいろいろな準備をしてきたのですが、全然歯車が噛み合わず、かなり悔しい結果に終わりました」

「今回の鈴鹿に向けてはタイヤ選択やクルマの方向性など、いろいろと準備してきた結果、このような形でポールポジションを獲得することができたので非常に良かったです」

「午前中からずっと山内選手がいいタイムを記録していて、そのなかで我々BRZは決勝の課題がものすごくあります。その部分を、いかにいい方向に持っていくかということに今回はすごくトライしています」

「まだまだ決勝に対しての不安も多少あるのですが、もてぎの悔しい結果を、この鈴鹿では土曜日の時点でとりあえず晴らせたので、明日に向けてすごく晴れやかな気持ちです」

山内英輝
Q2担当／ベストタイム：1分57秒322

「本当にダンロップタイヤさんや、チームのみなさんのおかげでポールポジションを獲得できました。本当に感謝しています」

「予選は非常にクルマのパフォーマンスが良く、自分でも走っていてすごく楽しかったです。こんなにいいクルマで予選に挑むことができて、本当に嬉しいなと思いながら走っていました」

「毎回同じようなことを言っているかもしれませんが、何よりもQ1の井口選手が『よくこんなうまくハメてくるな』というくらい的確なコメントをしていました。実際に走ってみるとそれが本当に合っていて、非常に乗りやすいクルマになっていました」

「本当にチームみんなで獲得することができたポールポジションだったなと思います。僕たちは明日からが山場で決勝に課題がありますが、今はこのポールポジションが獲れたことを喜んで、明日は明日のことをこれから考えていきたいなと思います」