バルサDFディニュ、テロ発生直後に自宅から現場へ…救護活動を行っていた

2017年8月22日(火)10時21分 サッカーキング

ディニュはテロ事件の負傷者救護にあたっていたことが分かった [写真]=NurPhoto via Getty Images

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 バルセロナ所属のフランス代表DFリュカ・ディニュが、17日にバルセロナのランブラス通りで起きたテロ事件の発生直後に救護活動を行っていたようだ。カタルーニャ州のラジオ局『RAC1』や同局ジャーナリストの報道をベースに、21日付のスペイン紙『マルカ』や『アス』が伝えている。

 15人の死者、100人以上の負傷者を出した事件の当日は、マドリードのサンティアゴ・ベルナベウで行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)のセカンドレグの翌日で、オフだったディニュ。事件発生時はバルセロナの中心地であるカタルーニャ広場近くの自宅にいたという。自宅から近いランブラス通りで起きた事件による騒ぎを窓から目撃したディニュは、恐怖に対して躊躇することなく、タオルと水の入ったボトルを持って家を飛び出し、事件現場に駆け付け、負傷者の応急措置を行っていたそうだ。

 ディニュが救護活動を始めてからほどなくして、救急隊と治安部隊が到着。安全面を考慮して、一般人に対する事件現場への立ち入り禁止令が出たことから、「ディニュは、救護活動を長い時間続けることはできなかった」と、『マルカ』は報道。しかし、その一方で同紙は、「ディニュは英雄の一人だった。恐怖に立ち向かい、テロリストに対して“世界は善人で溢れている”ということを示した」という、ディニュの咄嗟の判断と勇気を称賛する一文で記事を締め括っている。

(記事/Footmedia)

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