グアルディオラ監督、メッシ移籍を否定せず?「お金さえあれば起こりうること」
2017年8月22日(火)12時59分 サッカーキング
20日、フランス語版『ヤフースポーツ』は「まだ噂に過ぎない」としながらも、マンチェスター・Cがメッシ獲得に向け、3億ユーロ(約385億円)ともいわれる高額な契約解除金を支払う準備をしていると報道。メッシ自身も最近になってインスタグラムでマンチェスター・Cのアカウントをフォローし始めたということからも、移籍が現実味を帯びているのではと見られていた。
マンチェスター・Cのオーナーを務めるシェイク・マンスール王子が「歴史的な契約をする」と語ったことから、さらに憶測を呼んでいたが、同クラブはメッシ獲得の噂を否定したと21日にイギリス紙『エキスプレス』が伝えていた。
クラブ側が否定したことにより、一旦は“メッシ移籍騒動”が沈静化したかと思われたが、グアルディオラ監督はプレミアリーグ第2節エヴァートン戦後に記者に対して「どうなるか分からない。それだけのお金を持っている人がいて、(メッシ獲得のために)使いたいと思うかもしれない。起こりうること」とコメント。
自身の指揮するマンチェスター・Cが獲得に動いていると認めたわけではないが、今夏はパリ・サンジェルマンが2億2200万ユーロ(約290億円)ともいわれる契約解除金を支払いブラジル代表FWネイマールを獲得したこともあり、メッシの移籍も可能性はゼロではないと見ているようだ。
メッシは先月5日、クラブと2021年までの契約延長で合意に至ったことを発表。正式な書類へのサインは「近日中に」と発表されていたが、その後未だサインはされていないことも分かっている。
契約延長にサインしなかった場合、現行契約は来年6月末までとなっており、イギリス紙『サン』は今夏ではなく、来夏に契約が切れる段階でバルセロナを退団する可能性も指摘。
また、イギリスの大衆紙『デイリーレコード』は先週、バルセロナ市内のレストランでメッシの代理人とマンチェスター・C幹部が会談したとも伝えており、今後の展開が注目される。