湘南MF田中聡、ベルギー1部・コルトレイクに1年間の期限付き移籍「昔からの夢であった海外で…」

2022年8月22日(月)13時13分 サッカーキング

田中のベルギー挑戦が決定 [写真]=兼子愼一郎

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 湘南ベルマーレは22日、MF田中聡のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のコルトレイクへの1年間の期限付き移籍について、クラブ間基本合意に達したことをクラブ公式サイトで発表した。

 湘南のクラブ公式サイトによると、田中は22日に離日し、メディカルチェックなどを経て正式契約が結ばれる予定。同サイトには、以下のように田中のコメントが掲載されている。

「ベルギーのコルトレイクに期限付き移籍をすることになりました。まずはファン、サポーターの皆様の前で最後までプレーしている姿を見せられず、また挨拶ができなかったことをとても申し訳なく思っています」

「シーズン途中の移籍はチームに迷惑をかけてしまうことであり、自分勝手なことだと思います。ですが、昔からの夢であった海外でプレーするという夢が目の前にある状況の中で考え、悩みました。決断する時には本当にこの判断が正解なのか、もっと日本でプレーをしてからのほうがいいのかなど、いろいろと考えました。ただ、気持ちの整理がついた今では早くベルギーでプレーしたいという気持ちでいっぱいで、これからの挑戦が楽しみで仕方ないです」

「高校生からベルマーレに入り、4年半本当にお世話になりました。自分の今のプレースタイルを築いてくれたのは間違いなくベルマーレでの日々があったからです。ベルマーレに入っていなかったら、プロの世界に入ることはできなかったと思いますし、この海外への挑戦も叶わなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分が試合に出られるような実力ではない時期も、自分の成長のために常に使ってくれた監督、コーチ、スタッフの皆さんには本当に感謝してます。そしてその分、チームのみんなにもたくさん迷惑をかけました。ありがとうございました」

「プロに入ってからコロナの影響で声援のある中でプレーすることができず、悲しい気持ちもありますが、サポーターの皆さんはどんな状況でも最後まで手拍子、ハリセンでの後押しをしていただき、本当に大きな力になりました。ありがとうございます」

「最後に、ここまで育ててくれた両親、家族には本当に感謝してます。ベルギーから日本にいい報告を届けられるように自分らしく頑張ってきます。ありがとうございました」

 現在20歳の田中は、AC長野パルセイロおよび湘南のユース出身。2019年4月には湘南のトップチームに2種登録され、2021シーズンよりトップチームに昇格した。同年7月8日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節の横浜F・マリノス戦では、途中出場からJリーグデビューを果たしている。

 今シーズン、田中は明治安田生命J1リーグで17試合に出場。JリーグYBCルヴァンカップでは6試合、天皇杯では1試合に出場している。

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