巨人のCS進出の可能性は?球界OBが展望「不気味な存在だが」

2023年8月23日(水)16時6分 ココカラネクスト

巻き返しなるか、原監督の手腕の見せどころだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は8月6日の広島戦に勝利して3位に浮上したものの、8日の阪神戦に敗れて早々に4位転落。今現在、3位DeNAと0.5ゲーム差ではあり、Aクラスへの返り咲きが見えている。シーズンも佳境を迎えるため、CS進出のためにもAクラスにはそろそろ入っておきたい時期だ。巨人は今後浮上する可能性はあるのだろうか。

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 現役時代に大洋(現DeNA)で活躍した高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルにて、セ・リーグのCS進出争いの行方を探った。巨人についてまず「若手を使ってるでしょ?秋広は今年ずっと頑張ってる。浅野も使い出したりとか」「長野が元気だったり、ブリンソンがやる気を見せて内野安打を打ったりとかしている」とし、若手とベテランがバランス良く活躍を見せているため、「不気味な存在」だと話す。

 とはいえ、「戸郷の時はテッパンで勝たなきゃいけない。グリフィンもすごくいいピッチングしてるけど援護がない」「菅野もまだまだ不安定、ということを考えるとやっぱり4位のままなのかなって気もする」と投打が噛み合っていない現状を口にする。

 また、「ピッチャーもそこそこ良いんだけど、後ろにいけばいくほど不安になる、というのがまだ払拭されていない」とシーズン序盤から課題だったリリーフ陣の不安定さは依然として改善されていないと指摘。各球団打線が活発になりやすい夏場でリリーフ陣が安定しないと、リードしていても取りこぼす試合が増えるかもしれない。

 守護神の大勢の復帰の目途は立っておらず、大勢の代わりに抑えのマウンドに立つことの多かった中川皓太も徐々に疲れを見せている。月別の防御率を見ると、7月(0.71)は好投することが多かったが、8月(7.71)は失点するケースが目立っている。巨人は船迫大雅やバルドナードなど新戦力もリリーフ陣を支えているが、大事な場面を任せるにはまだ信頼は足りない。リリーフ陣を早急に立て直してCS進出を手繰り寄せたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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