FW小林悠がハリル御前弾! 2点目は「つっていて…」と意地のジャンプ

2017年8月23日(水)23時18分 サッカーキング

2ゴールの活躍で勝利に大きく貢献した [写真]=Getty Images

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 嫌な流れを断ち切る一発だった。23日、川崎フロンターレはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017準々決勝で浦和レッズと対戦。2−1で迎えた85分、FW小林悠がヘディングシュートを叩き込み、試合を決定づけた。

 2点をリードしていた76分、オフサイドぎりぎりで抜け出したFW武藤雄樹にアウェイゴールを奪われた。小林が「一瞬、ちょっと嫌な空気が流れた」と振り返るように、勢いに乗りたい浦和が前がかりに仕掛けてくる。そんな中、エースは最後の力を振り絞り、大きく飛び上がった。

「ちょっと(足が)つっていて」

 実は、この得点前に足を伸ばす仕草を見せていた小林。タッチラインの外には交代選手が準備をしていた。それでも、MF家長昭博からのクロスに合わせ、「ACLは特別な大会。勝ち上がれば、世界のチームと戦えるチャンスがある。ホームという強みもありましたし、とにかく自分が決めるという強い意識を持って戦いました」とエースの意地を見せた。

 この日は、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れていた。追加招集された3月のロシア・ワールドカップ アジア最終予選以来、5カ月ぶりの代表復帰を狙う小林にとっては絶好のアピールになったことだろう。

 第2戦は9月13日に浦和のホーム、埼玉スタジアム2002で行われる。小林はクラブ史上初のベスト4進出に向けて、「しっかりといい準備をして挑みたい」と前を見据えた。

サッカーキング

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