Moto2、Moto3ライダーが2019年のMoto2エンジンサプライヤー、トライアンフを訪問

2018年8月24日(金)7時0分 AUTOSPORT web

 MotoGP第12戦イギリスGPの開催に先んじてプリベントが行われ、Moto2クラス、Moto3クラスのライダーたちがトライアンフを訪問。2019年シーズンからのエンジンサプライヤーの工場を見学した。


 トライアンフはイギリスに拠点を置くオートバイメーカーで、2019年から現行のホンダに代わり、Moto2マシンにワンメイクエンジンを供給する。Moto2エンジンは、ストリートトリプルRSの765ccエンジンをベースに開発中だ。


 この未来のMoto2エンジンサプライヤーを訪問したのは、Moto2ライダーのサム・ロウズ、ダニー・ケント、ルカ・マリーニ、イサック・ビニャーレス、ボ・ベンスナイダーとジョー・ロバーツ、そしてMoto3ライダーのジョアン・マクフィーである。


 イギリスのレスターシャー州ヒンクリーにあるトライアンフの工場を訪れたライダーたちは、来季、Moto2エンジンとなるトライアンフエンジンを見学。また、Moto2のプロトタイプ車とともに写真撮影を行うなどして、来季、それぞれが駆るだろうマシンに搭載されるトライアンフのエンジンを観察した。


 このプレイベントに参加したイギリス人ライダーのロウズは「ここに来られてうれしいよ。エンジンを見られたし、来年に向けて新しいバイクについて聞けたのもよかった。すばらしい感触があったし、来年が楽しみだよ」とトライアンフのMoto2エンジンについて語った。


 ロウズにとってホームグランプリとなるMotoGP第12戦イギリスGPは、8月24日にMoto3のフリー走行1回目で幕を開け、26日に決勝レースが行われる。

来季のMoto2エンジンを見学するライダーたち
トライアンフの巨大な工場。さまざまなパーツが保管されているようだ
ともにイギリス人ライダーのケント(左)とロウズ(右)


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