トヨタで初表彰台獲得のミーク「特別な週末になった」/2019WRC第10戦ドイツ デイ4後コメント

2019年8月26日(月)14時14分 AUTOSPORT web

 WRC世界ラリー選手権第10戦ドイツは8月25日、デイ4のSS16〜19が行われ、初日から首位を守ったオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が大量リードのまま優勝。ラリー・ドイチェランド3連覇を果たした。トヨタはクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)が2位、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)も3位につけ、今大会の表彰台を独占する歴史的勝利を飾った。


■トヨタ


●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/総合優勝


「チームにとって最高の結果が得られたので、今晩は盛大に祝勝会が開かれるだろうし、ドイツのTMGを訪れる明日もきっとそうなるだろうね」


「今シーズンはまだ4戦残っているので、集中力を保ち続けベストを尽くして戦わなければならない。選手権争いは依然緊迫しており、決して簡単ではないことを今週末改めて実感した」


「我々はつねに最速だったわけではないが、ライバルよりも安定していたことが勝利に繋がったと思う。デイ3が戦いの山場であり、今日は確実にワン・ツー・スリー・フィニッシュするために走ったよ」

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)


●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/総合3位


「ワン・ツー・スリー・フィニッシュを達成し、これ以上望むべくもない完璧なリザルトになった! クルマはパーフェクトで、問題も何も起こらず本当に良い週末だったよ」


「いくつかのステージはあまり上手く走れなかったけれど、その次のステージで挽回することができた」


「今朝最初のステージは少し慎重に走り過ぎたが、もっと攻めて走った方が良いと気づき、その後は順調だったね。フィンランドに続き表彰台に立つことができて本当にうれしく思っているんだ」

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)


●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)/総合2位


「今シーズンは少なくとも4〜5回、恐らく6回は表彰台に立てていたはずだったが、トラブルや自分のミスで実現せず、ようやく表彰台フィニッシュを飾ることができた」


「表彰台に立ち、多くのポイントをトヨタにもたらし、ワン・ツー・スリー・フィニッシュを飾るなど特別な週末になったよ。チームが最大ポイントを獲得できたのは、マニュファクチャラー選手権にとって非常に重要だ」


「週末を通してヤリスWRCのフィーリングは素晴らしく、自信を持って走ることができたし、とてもリラックスした状態で高い次元でスピードを維持できた」

クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)


■ヒュンダイ・モータースポーツ


●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合5位


「この週末は完全に、可能な限りすべての力を尽くしたよ。精一杯努力したし、マシンと僕たちが持てるすべてのパフォーマンスを引き出すことができたと思う」


「正直なところ、今週末は優勝を目指して戦うことができたはずだ。土曜のバウムホルダーでパンクという不運に見舞われてしまっただけなんだ」


「不運に苦しんだのは僕たちだけではない。これもラリーの一部だし、それがどれだけ辛くとも受け入れなければならない。今日はラリーを完走できたことを喜んでいるよ」


「走行中のフィーリングが良かったから、パワーステージではプッシュして(トップタイムをマークし)チャンピオンシップにおいて重要なポイントを追加することができた」

ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)


●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合4位


「残念ながら、僕たちのラリーは金曜日のメカニカルトラブルの影響を受けてしまった。あのトラブルについては打つ手がなかった。チームはとても落胆している」


「でも、僕たちは今週末のポジティブな側面を見る必要があるよ。一番重要なのは、ターマックにおいてマシンのパフォーマンスに改善がみられたことだ」


「チームのハードワークのおかげで、今ではターマックでも競争力を発揮できる。最終日午前のすべてのステージでトップタイムを出すことができたから、今後のラリーには大きな期待が持てるよ!」

ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)


●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)/総合7位


「僕たちにとって今シーズン初となるターマックイベントは、決して楽なものではなかったが、それでも進歩することができた」


「今回はマシンのフィーリングとドライビングスタイルを改善することに力を注いだ。ここドイツで直面する多様なターマックステージに適応させようとしていたんだ」


「この週末の間に進歩があったが、まだ完全ではない。パワーステージでは、落ち着いたペースで、ミスを犯さず、総合順位でオジエを僕たちの後ろに抑えておくために必要なことをしたよ」

アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)


■Mスポーツ・フォード


●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/総合29位


「望んでいたような週末とはならなかったけど、僕たちのパフォーマンスには満足している」


「僕らのペースは予想をはるかに上回っていた。目標はトップ5でフィニッシュすることだったけど、実際のところ表彰台を争うこともできたかもしれない」


「金曜日のテクニカルトラブルで今週末の充分なポイント獲得は叶わなくなってしまった。それでも、パワーステージで2位のタイムを出したことは、僕たちのペースについて多くを物語っていると思う」


「それについては本当に満足しているし、ドライビングも大いに楽しめた。今後にとっては、かなりポジティブなことだ」

テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)


●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/総合9位


「素晴らしい週末だった。こんなにも素早く(WRカーの)ペースに乗れたのはうれしい驚きだったよ」


「僕たちは一度も先頭には行けなかったけど、ミケルセンやラッピのようなドライバーたちと争っていた。彼らにはより多くの経験がある。だから、僕たちにとって初めてのターマック戦としては、かなりよかったと思うね」


「スピードはあったけど、まだ一貫性を改善しなければならない。それができたら、もっと楽になるはずだ」


「マイナス面は土曜の木にヒットしたことだけだね。だけど、あれのおかげでステアリングアームを交換する練習ができたよ!(笑)」

ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)


■シトロエン・レーシング


●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)/総合8位


「明らかに僕たちが望んでいたような週末にはならなかったが、それでも全力を尽くしたんだ」


「多くの場面で全開で走行していたが、それでも(ペースは)充分ではなかった。タイムが出なかったし、パンクに見舞われたことが助けになるはずもなかった……」


「ここで流れを変えることを望んでいたが、残念ながら僕たちのチャンピオンシップにおける状況は改善しなかった」


「それでもこれまでずっとそうしてきたように、僕は戦い続けるよ」

セバスチャン・オジエシトロエンC3 WRC)


●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)/総合6位


「今週末は僕たちにとって、とても厳しいものになった。走行中に自信を持つのが難しかったし、トップのクルーと戦うスピードが出せなかった」


「週末の間に小さな進歩を果たすことはできたが、充分ではなかった。もっと必要なんだ!」


「この先に向けて、適切な解決策をともに見つけ出す自分たちの能力を信じているよ」

エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)


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