ポチェッティーノ監督、GKロリスの主将剥奪は「考えもしなかった」

2018年8月28日(火)11時38分 サッカーキング

トッテナムを率いるポチェッティーノ監督 [写真]=Getty Images

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 トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、フランス代表GKウーゴ・ロリスから主将を剥奪することは考えなかったと明かした。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 ロリスは24日、車を運転している際にパトロール中の警察に止められ、飲酒が発覚し、その場で逮捕された。すぐにコメントを発表し、「家族、クラブ、チームメイト、マネージャー、そしてすべてのサポーターに心から謝りたい。飲酒運転はまったく受け入れられるものではない。自分の行動に対して全責任を負いたい」と謝罪していた。

 27日に行われたプレミアリーグ第3節のマンチェスター・U戦の出場も危ぶまれていたロリスだが、開幕から3試合連続でスタメンに名を連ねると、好セーブを見せるなど安定したパフォーマンスを披露し、3−0での勝利に貢献。今シーズン、初のクリーンシート(無失点試合)を達成した。

 試合後、ロリスから主将の座を剥奪することや、先発から外すことを考慮していたかと聞かれたポチェッティーノ監督は、「考えもしなかった」と応え、次のように続けた。

「ウーゴは大きな過ちを犯したことをわかっている。それは決して正当化されるべきことではない。だが、我々は彼をサポートしていく。彼は、ファンや我々、すべての国民に対して謝罪した。彼は自分自身に罰を与えていて、とても反省している」

 また、敵地オールド・トラッフォードではリーグ戦4連敗していた苦手な場所で3−0と快勝したことについては、「オールド・トラッフォードで勝利することは特別なこと」とコメントし、勝因についても語った。

「私はとても嬉しく思っているが、最も大事なことは冷静さを保って、次の試合の準備を進めることだ。この試合のために懸命に準備してきた。我々には素晴らしい選手たちがいるが、一体感がなければここで勝つのはとても難しいことだ」

 開幕3連勝スタートを切ったトッテナムは次節、9月2日にアウェイで同じく開幕3連勝を飾ったワトフォードと対戦する。

サッカーキング

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