「来年30歳になる」大谷翔平に5億ドルは高すぎる?米メディアはエンゼルスの”過去の失敗”から年齢を懸念

2023年8月29日(火)16時0分 ココカラネクスト

大谷はどんな契約を結ぶのか。決断が注目される(C)Getty Images

 シーズンオフにフリーエージェントになるエンゼルスの大谷翔平には、メジャー最高額の契約金が提示されることが予想されている。ただ、右肘靱帯の損傷という投手としては致命的な怪我を負ってしまったことを受け、その可能性に陰りが見え始めているのも事実だろう。

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 それでも「右肘靱帯の損傷は契約に影響しない」と考えるメディアは少なくないが、地元ロサンゼルスのスポーツメディア『ClutchPoints』はそういった意見に後ろ向きな姿勢を示し、怪我以上に大谷が抱えるある懸念点を指摘した。

 まず「野球ファンはこの二刀流のスーパースターに魅了された」と絶賛する一方、大谷には5億ドルの価値がある、という予想に対して「本当にそうだろうか?」と疑問をぶつける。続けて、「オオタニは来年7月に30歳になる」と年齢的に大谷と大型契約を結ぶことはリスキーであると懸念した。

 そして、「アンソニー・レンドンは現在33歳で、30歳の時にエンジェルスと7年2億4500万ドルの契約を結んだが、まだロサンゼルスでほぼフルシーズンをプレーしたことがない」「(マイク・トラウトは2019年3月に)27歳で12年4億2650万ドルの契約を結んだ後、合計で237試合しかプレーしていない」と過去に30歳前後でエンゼルスが大型契約を結んだものの期待通りに働けていない選手を挙げていく。

 現役選手だけではなく9年間エンゼルスに在籍していたアルバート・プホルス氏の名前も出し、「中でも最悪の契約はアルバート・プホルスだ。2011年、当時31歳だったプホルスは10年2億4000万ドルの契約でエンゼルスと契約した。ただ、最終年が終わる前に解雇されて完全に契約を全うすることはなかった」と綴った。

 年齢は確かに気になる要素ではあるが、大谷はこれまで様々な常識を打ち破ってきた。年齢に関係なく最高のパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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