スーパーフォーミュラ・ライツ:宮田莉朋が開幕3連勝&フルマークを達成
2020年8月30日(日)16時59分 AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦は8月30日、ツインリンクもてぎで14周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320)が大きなリードを築き、開幕3連勝を飾った。2位は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が、3位には小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320)が入った。
スーパーフォーミュラ第1戦の決勝レースに続き行われたスーパーフォーミュラ・ライツの第3戦。8月29日に行われた第1戦の決勝順位でグリッドが決まっていたが、ポールポジションを獲得していた宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320)がスタートを決め、トップで1コーナーへ向かう。
2番手には阪口が続くものの、3番手スタートの名取をかわし、小高が3番手へ。4番手となった名取の背後には高星がピタリとつけ、3周目には高星が4番手へ浮上。レース中盤に向け、小高とテール・トゥ・ノーズのバトルになっていく。
一方名取の後方からは、藤波清斗(B-MAX RACING TEAM)、河野駿佑(RS FINE K&N 320)、神晴也(Albirex-RT)が続き、4台によるバトルが展開されていく。
トップの宮田は、9周目にファステストラップをマークすると、今回も2位の阪口に対し大きなリードを築き優勝。3連勝を飾るとともに、第1ラウンドの最大ポイントを得るフルマークを達成し、悲願のタイトルへ最高のスタートを切った。
2位は阪口で、3位争いはチェッカーまでもつれたが、小高がポジションを守りきることに。高星は4位で、5位争いも名取が最後まで順位を守り切った。6位は藤波という結果となった。マスタークラスは、植田正幸(Rnsports320)とのバトルを制したDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が優勝を飾っている。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦もてぎ
決勝結果
Pos | No | Cls | Driver | Car | Engine | Laps | Grid |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 36 | 宮田莉朋 | カローラ中京 Kuo TOM’S 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 1 | |
2 | 50 | 阪口晴南 | Buzz Racing with B-MAX | スピースA41 | 14 | 2 | |
3 | 37 | 小高一斗 | カローラ中京 Kuo TOM’S 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 4 | |
4 | 52 | 高星明誠 | B-MAX RACING TEAM | スピースA41 | 14 | 5 | |
5 | 2 | 名取鉄平 | TODA FIGHTEX | 戸田TR-F301 | 14 | 3 | |
6 | 51 | 藤波清斗 | B-MAX RACING TEAM | スピースA41 | 14 | 8 | |
7 | 35 | 河野駿佑 | RSFINE K&N 320 | トヨタ-トムスTAZ31 | 14 | 7 | |
8 | 3 | 神晴也 | Albirex-RT | 東名TB14F3 2020 | 14 | 6 | |
9 | 5 | 入山翔 | Albirex-RT | 東名TB14F3 2020 | 14 | 9 | |
10 | 30 | M | DRAGON | TEAM DRAGON SFL | スピースA41 | 14 | 12 |
11 | 10 | M | 植田正幸 | Rnsports320 | スピースA41 | 14 | 10 |
12 | 13 | M | 吉田基良 | B-MAX ENGINEERING | スピースA41 | 14 | 11 |
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM’S 320) 1’45.461 9/14