F1とケン・ブロックの遺作がデザインモチーフに。アウディ、地球に優しい紙パック天然水の提供を開始

2023年9月1日(金)11時19分 AUTOSPORT web

 アウディジャパンは8月31日、サステイナビリティの取り組みの一環として、株式会社ハバリーズの再生可能な資源を活用した紙パック・ナチュラルウォーターを採用し、全国のアウディ正規販売店で提供を開始すると発表した。


 アウディでは、脱炭素、水の有効利用、資源効率、生物多様性にフォーカスした環境保護プログラム『Mission:Zero(ミッションゼロ)』を推進し、持続可能な未来の実現に向けて取り組んでいる。


■CO2排出量をペットボトルより46%以上、アルミ缶より59%以上低減


 今回、アウディがハバリーズの紙パックナチュラルウォーターを採用した理由として、「1本の水から世界が変わる」をスローガンに、資材調達から消費・回収・再生までの一貫したリサイクルアクションでSDGsの達成、カーボンニュートラルの実現に貢献しており、『Mission:Zero』との親和性が高いブランドであることを挙げている。


 この紙パック入りナチュラルウォーターは、佐賀県多良岳の成層火山から流れる出るカルシウムとマグネシウムが豊富な、国内では珍しい中硬度の天然水。パッケージ素材には、森林管理協議会によるFSC認証を取得した、再生可能な紙資源が使用される。これにより、CO2排出量をペットボトルより46%以上、アルミ缶と比べると59%以上抑えることができるという。


 また、資源を有効活用するため、植物由来素材のキャップの採用、使用後の容器は小さく折りたんでごみを削減でき、最終的にトイレットペーパーに100%リサイクルされるという徹底ぶりだ。さらに、製品1本あたり1円が環境保全団体に寄付され、水源の保全に役立てられる。


 パッケージデザインには、アウディの代名詞である“quattro(クワトロ)”テクノロジーを用いた電動4輪駆動システムを搭載した電気レーシングカープロトタイプ『アウディS1 e-tronクワトロ・フーニトロン』や、アウディが2026年から参戦すF1のコンセプトモデルからヒントを得たオリジナルデザインが採用された。


 これまでのアウディのモータースポーツの輝かしい歴史を彷彿させつつも、エキサイティングな未来への道を切り開く象徴的なデザインは、アウディが掲げる“Vorsprung durch Technik(技術による先進)”を体現し、アウディが自動車メーカーとしてカーボンニュートラルをはじめとした環境負荷の軽減をリードしていく決意を示すものとなっている。


 2023年、プレミアム自動車メーカーとして初めてアライアンス・フォー・ウォーター・スチュワードシップ(AWS)のメンバーになったアウディ。環境保護プログラム『Mission:Zero』の取り組みのひとつである紙パック・ナチュラルウォーターは、一部の店舗を除くアウディ正規販売店で提供される。

アウディS1 e-tronクワトロ・フーニトロン
アウディF1ショーカー

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